生物科学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 生物科学
科目番号 5196B03 科目区分 一般 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通 対象学年 専1
開設期 4th-Q 週時間数 4
教科書/教材 身近な生物学,吉村成弘、羊土社
担当教員 大田 直友,川上 周司

到達目標

1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を説明できる。
2.細胞分化,情報伝達,細胞周期,代謝,免疫、老化など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を理解している.1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を詳細に説明できる。1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を説明できる。1.細胞及び遺伝子とその発現,伝達,環境との相互作用を説明できない。
2.細胞分化,神経伝達,細胞周期,代謝,免疫、老化など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを理解している2.細胞分化,情報伝達,細胞周期,代謝,免疫、老化など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを詳細に説明できる。2.細胞分化,情報伝達,細胞周期,代謝,免疫、老化など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを説明できる。2.細胞分化,情報伝達,細胞周期,代謝,免疫、老化など,生物の成長と恒常性維持の仕組みを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生命科学は,「科学リテラシー」の一部としてその知識や情報が社会生活に必要となっており,一般常識化しつつある.また,日夜進展する生命科学の話題は社会を賑わせており,時にはヒトの存在について考えさせられたり,生命倫理問題として直面することもある.本講義によって,「ヒトとは何か」を知り,「生命科学の発展に私たちはどのように対応していくのか」という根源的な問題に対応できるような知識と判断力を修得する.
授業の進め方・方法:
予習内容について、小テストを課す。学生がパワポでプレゼンしながら授業を進める.課題のレポートを提出する。【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
4thQ
9週 生きているとはどういうことか 代謝の概要を説明できる
10週 生きているとはどういうことか 糖質の代謝を説明できる
11週 生きているとはどういうことか 脂質の代謝、ビタミン・ミネラルの働きを説明できる
12週 生命体をつくる情報と構造 細胞の構造、DNAの構想と複製を説明できる
13週 生命体をつくる情報と構造 DNAの発現、タンパク質の働きを説明できる
14週 生命体をつくる情報と構造 細胞内外の情報伝達、細胞分裂を説明できる
15週 生老病死の生命科学 発生、生体防御を説明できる
16週 生老病死の生命科学 再生医療、アポトーシスと老化を説明できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合05030200100
基礎的能力000000
専門的能力05030200100
分野横断的能力000000