言語と文学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 言語と文学
科目番号 5197A03 科目区分 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高専日本語アビリティⅡ(阿南高専)
担当教員 坪井 泰士,錦織 浩文

到達目標

1. 近代の小説・評論等に描かれた人物やものの見方、時代背景を理解して共有し、新たな発想や視点を獲得し、自分の思いや考えを整理し、深化させて説明できる。
2. 代表的な和歌文学についての時代背景を理解し、その表現の特徴、文化的価値について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベル(優)標準的な到達レベル(良)最低限の到達レベル(可)
評価項目1流行語・方言、社会的テーマについて適切な計画を立てて調査し、エビデンスを明示し、訴求力をもって説明できる。流行語・方言、社会的テーマについて適切な計画を立てて調査し、エビデンスを明示し、説明できる。流行語・方言、社会的テーマについて計画を立てて調査し、エビデンスを明示し、説明できる。
評価項目2代表的な和歌文学についての時代背景を理解し、その表現の特徴、文化的価値について自分の考えを加えて適切に説明できる。代表的な和歌文学についての時代背景を理解し、その表現の特徴、文化的価値について適切に説明できる。代表的な和歌文学についての時代背景を理解し、その表現の特徴、文化的価値について説明できる。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本文学の作品と表現を中心的対象として、著者および作品の執筆された時代背景、作品の表現・構成、表現効果などの観点から主題を理解する能力を培う。
流行語・方言の諸相について適切な計画のもとに調査し、有効なエビデンスを明示して説明する能力を培う。
これらの理解を伝え合う経験を通して、論理的な理解とコミュニケーションの能力、主体的表現、合意形成の力を深める。
授業の進め方・方法:
近代の小説・評論等は坪井が担当し,代表的な和歌文学は錦織が担当して授業を行う。【オムニバス方式】
この科目は学修単位のため,事前・事後学修としてレポート(オンラインを含む)を課す。

【授業時間30時間+自学自習時間60時間】
注意点:
日本語総合、日本語の表現を履修していることが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 流行語・方言[坪井] 流行語・方言の諸相を、確認する。
2週 万葉集(雑歌)[錦織] 雑歌の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
3週 流行語・方言[坪井] 流行語・方言の諸相について、調査計画を立てることができる。
4週 万葉集(連作)[錦織] 短歌連作の方法を理解し、実作を通して確かめることができる。
5週 流行語・方言[坪井] 流行語・方言の諸相について、計画にもとづいて調査することができる。
6週 万葉集(相聞)[錦織] 相聞の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
7週 流行語・方言[坪井] 流行語・方言の諸相について、エビデンスを明示して説明できる。
8週 前期中間試験
4thQ
9週 万葉集(挽歌)[錦織] 挽歌の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
10週 ファシリテーション[坪井] 社会的テーマについて、調査計画を立てることができる。
11週 古今集と新古今集[錦織] 古今集、新古今和歌集の特徴を理解し、実作を通して確かめることができる。
12週 ファシリテーション[坪井] 社会的テーマについて、計画にもとづいて調査することができる。
13週 近代・現代短歌[錦織] 代表的な近代・現代短歌の意味を理解し、実作を通して確かめることができる。
14週 ファシリテーション[坪井] 社会的テーマについて、エビデンスを明示して説明できる。
15週 近代・現代短歌[錦織] 代表的な近代・現代短歌の意味を理解し、実作を通して確かめることができる。
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合50040100100
基礎的能力500400090
専門的能力000000
分野横断的能力00010010