創造設計工学演習(副専攻演習)

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 創造設計工学演習(副専攻演習)
科目番号 5916T01 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材 各担当教員より紹介
担当教員 西野 精一,小松 実,藤原 健志,福田 耕治,福見 淳二,吉田 晋,鄭 涛,吉村 洋,大谷 卓,上田 康平,岡本 浩行

到達目標

1.実習内容の要素技術を説明できる。
2.実習結果について技術的考察ができる。
3.実習内容および実習結果考察をレポートにまとめることができる。
4.自分の専攻コースのときは他コースの学生の演習を補助できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
到達目標1実習内容の要素技術の原理,基本法則を理解し説明,活用ができる。実習内容の要素技術の原理,基本法則を理解し,自分の言葉で説明できる。実習内容の要素技術に関して一定の説明ができる。
到達目標2実習結果についてまとめ,自分で調査して得た資料などを基に技術的考察ができる。実習結果について自分なりにまとめ,与えられた資料を基に技術的考察ができる。実習結果について技術的考察ができる。
到達目標3実習内容および実習結果の考察を自分で調査して得た資料など関連させてレポートにまとめることができる。実習内容および実習結果考察を与えられた資料を参照し,自分の言葉でレポートにまとめることができる。実習内容および実習結果考察をレポートにまとめることができる。
到達目標4自分の専攻コースのときは他コースの学生の演習を主体的に行い創意工夫して補助できる。自分の専攻コースのときは他コースの学生の演習を主体的に補助できる。自分の専攻コースのときは他コースの学生の演習を教員の指示のもと補助できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工学技術の基礎となる各コースの工学演習を行い、各コースの実習を通して基本的な知識・技術を習得することで,幅広い知識と技術を持つ実践的技術者としての能力を養う。
【 オムニバス方式,複数教員担当方式】
※実務との関係:この科目は企業で機械、電気電子、情報、建設に関わる研究・開発を担当していた教員がその経験を活かし、それぞれの専門分野における基本的な技術や知識について授業を行う。
授業の進め方・方法:
それぞれの演習項目を担当する教員が、授業計画に記された順に実施していく。
【授業時間60時間+自学自習時間30時間】
注意点:
 電気・制御システム工学専攻および構造設計工学専攻合同で行う。授業項目に関する基礎知識を十分に復習し、これらの基礎知識が実際のものづくりにどのように結びつくかを体得すること。
 評価方法および割合は各コース担当演習によって異なる。各回冒頭で確認すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機械システムコース演習:品質工学演習(機能性評価) 品質工学における機能性評価の概要を説明できる.
2週 機械システムコース演習:品質工学演習(パラメータ設計) 品質工学(パラメータ設計)の概要を説明できる.
コマ実験キットでパラメータ設計による最適設計ができる.
3週 機械システムコース演習:品質工学演習(パラメータ設計) 品質工学(パラメータ設計)の概要を説明できる.
シミュレータを使った最適設計ができる.
4週 電気電子情報コース演習:オペアンプ演習 オペアンプを用いた増幅回路を構築できる。
5週 電気電子情報コース演習:オペアンプ演習 オペアンプを用いた増幅回路を構築できる。
6週 電気電子情報コース演習:オペアンプ演習 オペアンプを用いた増幅回路を構築できる。
7週 電気電子情報コース演習:情報処理演習 Arduinoマイコンを用いて電圧を計測するプログラムを理解できる。
8週 電気電子情報コース演習:情報処理演習 Arduinoマイコンを用いて電圧を計測するプログラムを理解できる。
2ndQ
9週 電気電子情報コース演習:情報処理演習 Arduinoマイコンを用いて電圧を計測するプログラムを理解できる。
10週 建設システムコース演習:擁壁の設計土圧演習 擁壁に作用する土圧について理解できる。
11週 建設システムコース演習:擁壁の設計土圧演習 ある条件下での擁壁に作用する設計土圧を算出できる。
12週 建設システムコース演習:擁壁の設計土圧演習 擁壁に作用する設計土圧について説明できる。
13週 応用化学コース演習:物理化学実験 表面張力に関する測定および計算ができる。
14週 応用化学コース演習:有機化学実験 再結晶による精製ができる。
15週 応用化学コース演習:有機化学実験 カップリング反応が説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他合計
総合評価割合0010000100
基礎的能力00200020
専門的能力00600060
分野横断的能力00200020