到達目標
1. 地球の有限性を理解し、持続可能な社会の発展について理解する。
2. 世界的視野および地域的な視野からのSDGsにおける本質を理解する。
3. 特有の地域に根ざした環境問題の動向を理解し、自分たちが何をすべきか理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 |
到達目標1 | 地球環境問題について理解し、持続可能な社会の発展に向けた具体的な行動指針を提案できる。 | 地球環境問題について理解し、自らの言葉で説明できる。 | 地球環境問題について理解し、資料を参考にしながら説明できる。 |
到達目標2 | 地域環境問題が経済、社会の課題と複雑に関連し合うことを理解し、これからの技術者に必要なスキルを列挙できる。 | 地域環境問題が経済、社会の課題と複雑に関連し合うことを理解し、自らの言葉で説明できる。 | 地域環境問題が経済、社会の課題と複雑に関連し合うことを理解し、資料を参考にしながら説明できる。 |
到達目標3 | 特有の地域に根ざした環境問題の動向を理解し、これからの技術者に必要なスキルを列挙できる。 | 特有の地域に根ざした環境問題の動向を理解し、自らの言葉で説明できる。 | 特有の地域に根ざした環境問題の動向を理解し、資料を参考にしながら説明できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
科学技術は、地球という有限な資源の恩恵を受けて発展を遂げてきた。しかし、その発展の中で公害問題や地球環境問題といった課題にも直面してきている。これからの時代を背負って立つ技術者には、地球環境に対する正しい倫理観と知識を持ち合わせ、積極的にこれら課題解決に行動できる人材が求められている。本講義では、まず日本、世界が直面してきた地球環境を理解する。その上で、徳島県に関わる様々な地域環境問題の学習を通して、その対処方法や考え方を学ぶ。特に、local SDGsの視点から、環境、経済、社会の統合的解決を目的とした「地域循環共生圏」の理論、手法を学び、実践事例の観察を通して、科学技術者としての役割を理解する。
授業の進め方・方法:
Local SDGsの実践に関する最新の動向を、現場から学ぶことを基本としている。実践現場を訪問するが、学生の主体的な学びとするため、事前情報収集と、意見、質問の準備は必須とする。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポート等を実施する。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
4thQ |
9週 |
地球環境問題とSDGs |
地球環境問題の危機的状況把握と、持続可能な社会に向けた行動指針を理解する
|
10週 |
地域環境問題とlocal SDGs |
地域環境問題の状況把握と、持続可能な社会に向けた具体的な施策と取組事例を理解する
|
11週 |
地域循環共生圏(理論) |
地域循環共生圏の理論を理解し、具体的な取組事例について情報収集に基づく、疑問点や意見を持つ
|
12週 |
地域循環共生圏(実践事例) |
「地域循環共生圏」の実践事例を学び、科学技術者としての役割を理解する
|
13週 |
地域循環共生圏(実践事例) |
「地域循環共生圏」の実践事例を学び、科学技術者としての役割を理解する
|
14週 |
地域循環共生圏(実践事例) |
「地域循環共生圏」の実践事例を学び、科学技術者としての役割を理解する
|
15週 |
地域循環共生圏(実践事例) |
「地域循環共生圏」の実践事例を学び、科学技術者としての役割を理解する
|
16週 |
SDGsと科学技術者 |
科学技術者として、持続可能な社会に向けた思考や行動指針を述べることができる
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | ポートフォリオ | 発表・取り組み姿勢 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 70 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 70 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |