生産システム工学

科目基礎情報

学校 阿南工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 生産システム工学
科目番号 5997F07 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科共通 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 西野 精一

到達目標

1.製造業における生産システムにおける品質管理の役割が理解できる。
2.統計的品質管理の方法を理解できる。
3.品質工学について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル(可)
評価項目1生産システムや品質管理の意義と内容を理解し、考察することができる。生産システムにおける品質管理の意義と内容を理解することができる。個別指導を受けることで生産システムにおける品質管理の意義を内容を理解できる。
評価項目2統計的品質管理の方法を適用して考察できる.統計的品質管理の方法を適用できる.統計的品質管理の方法を説明できる.
評価項目3品質工学の方法を適用できる.品質工学について説明できる.品質工学について理解できる.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ものづくりとの係わりのなかで、生産システムにおいて品質管理が、どのように適用されているかを理解する。 この科目は企業で火力発電要ボイラの設計基準の研究を担当していた教員が、その経験を活かし、特に生産システムにおける品質管理や品質工学について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
講義と演習問題で理解を深める.レポートと定期試験で評価する.この科目は学修単位のため,事前・事後学習として演習課題の解答提出を課します.【授業時間31時間+自学自習時間60時間】
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 生産システムの基礎 本授業で学ぶ生産システムの概略と学ぶ内容を理解することが出来る
2週 品質管理とは 品質管理の基本的手法について説明できる.
3週 品質管理とは 品質管理に必要な数学的手法を利用できる.
4週 統計的品質管理の基礎 データ収集と処理方法を説明できる
5週 統計的品質管理の基礎 統計処理と確率分布について説明できる
6週 管理図による品質管理 計量値による管理図を作成できる
7週 管理図による品質管理 計数値による管理図を作成できる
8週 検査と寿命推定 検査と寿命について説明できる
4thQ
9週 検査と寿命推定 検査の費用対効果について説明できる
10週 検査と寿命推定 検査手法について説明できる
11週 品質管理の生産システムへの適用 品質管理の進め方について説明できる
12週 歩数計の機能性評価1 歩数計の機能性評価方法を説明できる
13週 歩数計の機能性評価2 歩数計の機能性評価実験を行い機能性を評価できる
14週 パラメータ設計による除算回路の最適化1 除算回路の最適化実験計画をたてることができる
15週 パラメータ設計による除算回路の最適化2 シミュレーションによる除算回路の最適化設計することができる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力2000030050
専門的能力3000020050
分野横断的能力0000000