国語Ⅲ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 国語Ⅲ
科目番号 190003 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:改訂版現代文B 数研出版 坪内稔典他編 ISBN ISBN 978-4-410-85122-3  問題集:改訂版現代文B準拠ワーク 数研出版  教科書:新編古典B 教育出版 影山輝國他編 ISBN 978-4-316-20249-5  漢 字:級別漢字学習4級~2級 東京法令出版 赤羽靖他ISBN 978-4-8090-7508-7  表 現:改訂版基礎からの国語表現の実践 京都書房 樺島忠夫・佐竹秀雄共著ISBN 978-4-7637-4103-5  図 説:新総合図説国語〈新訂版〉東京書籍 池内輝雄他ISBN 978-4-487-36125-0  辞 書:電子辞書等(国語辞典 古語辞典 漢和辞典)
担当教員 坂本 具償,長谷川 隆

到達目標

1.現代文や古文の読解を通して,他人の物の見方や考え方を知る。
2.正しい日本語で表現するための基礎を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代文や古典の読解を通して、他人の物の見方や考え方を知り、独自の物の見方や考え方に活かすことができる。現代文や古典の読解を通して、他人の物の見方や考え方を知り、まとめることができる。現代文や古典の読解が十分にできず、記述されていることをまとめることができない。
評価項目2正しい日本語で表現するための基礎的事項を理解し、実際のコミュニケーションの場で応用することができる。正しい日本語で表現するための基礎的事項を理解することができる。正しい日本語で表現するための基礎的事項を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
講義形式を基本とする。
授業の進め方・方法:
講義形式を基本とするが、予習・復習に努めてほしい。意見を書いたり発表したりしてもらうこともある。原則として,年間20回漢字小テストを実施する。また,適宜,読書時間も設ける。
注意点:
特になし。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 0 全体ガイダンス
1.現代文 評論
(1) 未来世代への責任(岩井克人)
論理的文章を読み,論理構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し,要約し,意見を表すことができる。
2週 1.現代文 評論
(1) 未来世代への責任(岩井克人)
論理的文章を読み,論理構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し,要約し,意見を表すことができる。
3週 1.現代文 評論
(2) 人はなぜ働かなくてはならない
  のか(小浜逸郎)
論理的文章を読み,論理構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し,要約し,意見を表すことができる。
4週 1.現代文 評論
(2) 人はなぜ働かなくてはならない
  のか(小浜逸郎)
論理的文章を読み,論理構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し,要約し,意見を表すことができる。
5週 1.現代文 評論
(2) 人はなぜ働かなくてはならない
  のか(小浜逸郎)
論理的文章を読み,論理構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し,要約し,意見を表すことができる。
6週 1.現代文 詩
(1) 永訣の朝(宮澤賢治)
詩の表現をもとに,描かれている情景や作者の心情を理解し,人間についての考えを深め,広げることができる。また,宮澤賢治の日本文学史における位置を理解することができる。
7週 1.現代文 詩
(1) 永訣の朝(宮澤賢治)
詩の表現をもとに,描かれている情景や作者の心情を理解し,人間についての考えを深め,広げることができる。また,宮澤賢治の日本文学史における位置を理解することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験返却と解説
2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践 ア.段落
  
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。論理構成や表現方法を工夫して,自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。
10週 2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践
  イ.論旨
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。論理構成や表現方法を工夫して,自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。
11週 2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践
  ウ.材料
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。論理構成や表現方法を工夫して,自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。
12週 2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践
  エ.構想表
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。論理構成や表現方法を工夫して,自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。
13週 2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践
  オ.課題作文
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。論理構成や表現方法を工夫して,自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。
14週 2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践
  カ.手紙文・メール
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。実用的文章を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
15週 2.コミュニケーション
(1).国語表現の実践
  カ.手紙文・メール
正しい日本語で表現するための基礎的事項を習得できる。実用的文章を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 試験返却と解説
3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
2週 3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
3週 3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
4週 3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
5週 3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
6週 3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
7週 3.現代文 小説
(1)こころ(夏目漱石)
人物・情景・心情の描写並びに描写意図などを理解して味わい,人間についての考えを深め,広げることができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験返却と解説
4.古文 和歌
(1) 万葉の歌
(2)丹波に出雲といふ所あり 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
10週 4.古文 和歌
(1)万葉の歌 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
11週 4.古文 和歌
(1)万葉の歌 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
12週 4.古文 和歌
(1)万葉の歌 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
13週 4.古文 和歌
(2)王朝の歌 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
14週 4.古文 和歌
(2)王朝の歌 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
15週 4.古文 和歌
(2)王朝の歌 
基本的古語を理解し,和歌の特有のリズムを味わい,内容を理解することができる。和歌の日本文学史における位置を理解し,作品の意義について意見を述べることができる。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験提出物漢字小テスト態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力5015100000
専門的能力25000000
分野横断的能力0000000