1. 企業で製造,設計,技術開発,試験研究,品質管理などの実務を体験する。
2. 実務体験を通じて,将来,技術者および社会人として自立していく意識をもつ。
3. 実務体験を通じて,学校での勉学の意義を認識し,以後の学習意欲の向上に役立てる。
4. 将来の進路選択に役立てる。
概要:
企業で30時間以上の期間実習する。事前会社調査書,校外実習報告書等を学校に提出する。校外実習報告会で実習内容を発表,報告する。
授業の進め方・方法:
4学年時の夏季休暇を利用して,企業で30時間以上の期間実習する。内容は,受け入れ先企業の実習教育担当者の計画や指導に従う。実習終了後,速やかに校外実習報告書と実習証明書を提出する。校外実習報告会で実習内容を発表,報告する。当初に,シラバスを用いたガイダンスを行う。
注意点:
・ 別紙,機械工学科4年「校外実習」の学習内容と評価方法を参照すること。
・ 希望した企業は変更不可とする。高専大会等の日程に十分注意し,希望企業を検討すること。
・ この科目は,本年度内および進級後に単位追認試験が実施できません。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1. 受入企業の調査と実習先の決定 (1) 受入企業について実習内容等を自主的に調査し,実習先を選択・決定する。 (2) 決定した受入企業について事業内容等を調査し,報告書を提出する。 |
•決定した実習先企業の概要,事業内容等を報告書にまとめ,提出することができる。
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2週 |
2. 必要書類の作成と提出 (1) 校外実習願い,承諾書,校外実習申込書,誓約書,傷害保険契約申込書,その他企業指定の書類を不備なく作成する。 (2) 上記書類を指定された期日までに提出する。 |
•必要書類を不備なく作成し,指定された期日までに提出すること。(注:必須事項)
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3週 |
3. 受入企業での実習 (1) 受入企業の実習計画,指導,規則に従い実習を行う。 (2) 実習の目的を理解し,常に意識して積極的に取り組む。
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•校外実習証明書が発行されていること。(注:必須事項) •機械工学科で学んだ知識が,実際どのように役立つのかを把握するとともに,企業の仕組みと社会人としての心構えを理解することができる。
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4週 |
4. 実習報告書の作成と提出 (1) 本校もしくは企業で指定された様式に従い,実習内容を技術系の文章として報告書にまとめる。 (2) 上記報告書を指定された期日までに提出する。 |
•指定された様式に従い,実習内容を報告書にまとめ,提出することができる。
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5週 |
5. 実習内容の発表 (1) 実習内容をOHP原稿(枚数指定)にまとめる。 (2) 決められた発表時間を守り,わかりやすくプレゼンテーションする。
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•実習内容をわかりやすくスライド原稿にまとめ,プレゼンテーションすることができる。
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6週 |
※ 週数は実習先により異なるが,夏季休暇を利用して,企業で30時間以上の期間実習する。 |
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 3 | |