校外実習

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 校外実習
科目番号 210132 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 実習企業から指定されたもの。
担当教員 吉永 慎一

到達目標

1. 企業で製造,設計,技術開発,試験研究,品質管理などの実務を体験する。
2. 実務体験を通じて,将来,技術者および社会人として自立していく意識をもつ。
3. 実務体験を通じて,学校での勉学の意義を認識し,以後の学習意欲の向上に役立てる。
4. 将来の進路選択に役立てる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標1【受入企業の事前調査】 実習先企業の概要,事業内容等を,丁寧かつ詳細に報告書にまとめ,期限内に提出することができる。【受入企業の事前調査】 実習先企業の概要,事業内容等を報告書にまとめ,期限内に提出することができる。【受入企業の事前調査】 実習先企業の概要,事業内容等を報告書にまとめ,期限内に提出することができない。
到達目標2【実習報告書】 指定された様式に従い,実習内容を,丁寧かつ詳細に報告書にまとめ,提出することができる。【実習報告書】 指定された様式に従い,実習内容を報告書にまとめ,提出することができる。【実習報告書】 指定された様式に従い,実習内容を報告書にまとめ,提出することができない。
到達目標3【実習内容の発表】 実習内容をわかりやすくスライド原稿にまとめ,制限時間内にプレゼンテーション(質疑応答含む)することができる。【実習内容の発表】 実習内容をスライド原稿にまとめ,プレゼンテーション(質疑応答含む)することができる。【実習内容の発表】 実習内容をスライド原稿にまとめ,プレゼンテーション(質疑応答含む)することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業で30時間以上の期間実習する。事前会社調査書,校外実習報告書等を学校に提出する。校外実習報告会で実習内容を発表,報告する。
授業の進め方・方法:
4学年時の夏季休暇を利用して,企業で30時間以上の期間実習する。内容は,受け入れ先企業の実習教育担当者の計画や指導に従う。実習終了後,速やかに校外実習報告書と実習証明書を提出する。校外実習報告会で実習内容を発表,報告する。当初に,シラバスを用いたガイダンスを行う。
注意点:
・ 別紙,機械工学科4年「校外実習」の学習内容と評価方法を参照すること。
・ 希望した企業は変更不可とする。高専大会等の日程に十分注意し,希望企業を検討すること。
・ この科目は,本年度内および進級後に単位追認試験が実施できません。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 受入企業の調査と実習先の決定
(1) 受入企業について実習内容等を自主的に調査し,実習先を選択・決定する。
(2) 決定した受入企業について事業内容等を調査し,報告書を提出する。
•決定した実習先企業の概要,事業内容等を報告書にまとめ,提出することができる。
2週 2. 必要書類の作成と提出
(1) 校外実習願い,承諾書,校外実習申込書,誓約書,傷害保険契約申込書,その他企業指定の書類を不備なく作成する。
(2) 上記書類を指定された期日までに提出する。
•必要書類を不備なく作成し,指定された期日までに提出すること。(注:必須事項)
3週 3. 受入企業での実習
(1) 受入企業の実習計画,指導,規則に従い実習を行う。
(2) 実習の目的を理解し,常に意識して積極的に取り組む。
•校外実習証明書が発行されていること。(注:必須事項)
•機械工学科で学んだ知識が,実際どのように役立つのかを把握するとともに,企業の仕組みと社会人としての心構えを理解することができる。
4週 4. 実習報告書の作成と提出
(1) 本校もしくは企業で指定された様式に従い,実習内容を技術系の文章として報告書にまとめる。
(2) 上記報告書を指定された期日までに提出する。
•指定された様式に従い,実習内容を報告書にまとめ,提出することができる。
5週 5. 実習内容の発表
(1) 実習内容をOHP原稿(枚数指定)にまとめる。
(2) 決められた発表時間を守り,わかりやすくプレゼンテーションする。
•実習内容をわかりやすくスライド原稿にまとめ,プレゼンテーションすることができる。
6週 ※ 週数は実習先により異なるが,夏季休暇を利用して,企業で30時間以上の期間実習する。
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
到達目標1200000020
到達目標2300000030
到達目標3050000050