通信工学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 通信工学
科目番号 0244 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「わかりやすい通信工学」,羽島光俊監修,コロナ社
担当教員 鹿間 共一,穴吹 秀行

到達目標

情報通信システム(有線通信,光通信、無線通信)について,主要な通信方式の概要,原理,応用分野を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
有線通信種々の有線通信の原理を説明し、原理に基づき特徴を説明することが出来る。種々の有線通信の概要を説明することが出来る。種々の有線通信の概要を説明することが出来ない。
光通信光通信システムの原理を説明し、原理に基づき特徴を説明することが出来る。光通信システムの概要を説明することが出来る。光通信システムの概要を説明することが出来ない。
無線通信種々の無線通信の原理を説明し、原理に基づき特徴を説明することが出来る。種々の無線通信の概要を説明することが出来る。種々の無線通信の概要を説明することが出来ない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報通信システム(有線通信,光通信、無線通信)について,主要な通信方式の概要,原理,応用分野についてテキストに沿って説明を行ってゆく。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を進めるが,基本的な項目については数式を用いて補足説明を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. 有線通信
通信システムの概要
有線通信サービスの概要を説明できる
2週 通信ネットワークの構成 通信システム構成の概要を説明できる
3週 通信ネットワークの構成 電話ネットワークの構成例と原理を説明できる
4週 アナログ伝送とデジタル伝送 アナログ変調、デジタル変調の基本を説明できる
5週 アナログ伝送とデジタル伝送 アナログ変調、デジタル変調の基本を説明できる
6週 PCM通信 PCM通信を説明できる
7週 PCM通信 PCM通信を説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 多重化伝送 周波数多重化、時分割多重化、符号分割多重化の特徴を説明できる
10週 電話交換機、通信ケーブル デジタル交換機の原理を説明できる
平衡対ケーブル、同軸ケーブル、光ファイバケーブルの特徴を説明できる
11週 2.光通信 光通信システムの概要を説明できる
12週 光通信
光通信システムの概要を説明できる
13週 3.無線通信
固定通信
無線通信サービスの概要を説明できる
マイクロ波通信の概要を説明できる
14週 移動通信 携帯電話システムの概要を説明できる
15週 衛星通信 衛星通信の概要を説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子回路利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。4
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。4

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
有線通信7070
光通信1515
無線通信1515