インターフェース

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 インターフェース
科目番号 0251 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:イラストで学ぶ ヒューマンインターフェース,北原義典、講談社
担当教員 重田 和弘

到達目標

1.計算機と周辺機器の間でデータ転送を行う際に用いられる代表的なインターフェースを理解し、説明できる。
2.ヒューマンインターフェースの技術の概要を理解し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
計算機と周辺機器とのインターフェース概要計算機と周辺機器の間でデータ転送を行う際に用いられる代表的なインターフェースを理解し、説明できる。計算機と周辺機器の間でデータ転送を行う際に用いられる代表的なインターフェースを理解し、概略を説明できる。計算機と周辺機器の間でデータ転送を行う際に用いられる代表的なインターフェースを説明できない。
ヒューマンインターフェースの技術ヒューマンインターフェースの技術の概要を理解し、説明できる。ヒューマンインターフェースの技術の概要を理解し、簡潔に説明できる。ヒューマンインターフェースの技術の概要を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ユーザインターフェースに関する技術を身につけプログラミングに応用できる。また、計算機と周辺機器の間でデータ転送を行う際に用いられる代表的なインターフェースを理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。自学自習用の課題として、ユーザインターフェースの知識を応用した演習課題を出題する。
注意点:
・本科目の単位は,高等専門学校設置基準第17条第4項により認定される。
・自主学習についてはレポート提出により確認する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1.ガイダンス
2.インターフェースとは
計算機と周辺機器とのインターフェース概要
計算機と周辺機器とのインターフェースの概要を説明できる。
2週 2.インターフェースとは
ヒューマンインターフェースの概要
ヒューマンインターフェースの概要を説明できる。
3週 3.人間の情報処理モデル 人間の情報処理モデルと代表的な法則について説明できる。
4週 4.ヒューマンエラー ヒューマンエラーの原因と対策について説明できる。
5週 5.人間サイドからの設計 使いやすいユーザインターフェースを設計するために注意すべき点を説明できる。
6週 6.情報入力系 情報入力に関する代表的な装置、システムについて説明できる。
7週 7.情報出力系 情報出力に関する代表的な装置、システムについて説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 8.インタラクション系、ユーザのアシスト インタラクション系の設計で注意すべき点を説明できる。
10週 9.ユーザビリティ評価 ユーザビリティを評価する方法を説明できる。
11週 10.インタラクションの拡張 VR,AR等の技術の概要を説明できる。
12週 11.インターネット・モバイルコンピューティングにおけるヒューマンインターフェース モバイルコンピューティングにおける適切なヒューマンインターフェースについて説明できる。
13週 12.コミュニケーション支援 グループウェア等の代表的なコミュニケーション支援サービスの概要を説明できる。
14週 13.ユニバーサルデザイン ユニバーサルデザイン7原則を理解し、ユーザーインタフェースの設計に応用できる。
15週 14.ヒューマンインターフェースの新しい動きと諸課題 ヒューマンインターフェースに関する新しい技術と課題を説明できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野計算機工学整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。3
基数が異なる数の間で相互に変換できる。3
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。3
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。3
基本的な論理演算を行うことができる。3
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。3
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。3
コンピュータシステムネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。3
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。3
集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。3
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。3
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。3
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。3
プロジェクト管理の必要性について説明できる。3
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。3
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。3

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
周辺機器とのインターフェース505
ヒューマンインターフェース752095