概要:
ユーザインターフェースに関する技術を身につけプログラミングに応用できる。また、計算機と周辺機器の間でデータ転送を行う際に用いられる代表的なインターフェースを理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。自学自習用の課題として、ユーザインターフェースの知識を応用した演習課題を出題する。
注意点:
・本科目の単位は,高等専門学校設置基準第17条第4項により認定される。
・自主学習についてはレポート提出により確認する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
1.ガイダンス 2.インターフェースとは 計算機と周辺機器とのインターフェース概要
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計算機と周辺機器とのインターフェースの概要を説明できる。
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2週 |
2.インターフェースとは ヒューマンインターフェースの概要 |
ヒューマンインターフェースの概要を説明できる。
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3週 |
3.人間の情報処理モデル |
人間の情報処理モデルと代表的な法則について説明できる。
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4週 |
4.ヒューマンエラー |
ヒューマンエラーの原因と対策について説明できる。
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5週 |
5.人間サイドからの設計 |
使いやすいユーザインターフェースを設計するために注意すべき点を説明できる。
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6週 |
6.情報入力系 |
情報入力に関する代表的な装置、システムについて説明できる。
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7週 |
7.情報出力系 |
情報出力に関する代表的な装置、システムについて説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
8.インタラクション系、ユーザのアシスト |
インタラクション系の設計で注意すべき点を説明できる。
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10週 |
9.ユーザビリティ評価 |
ユーザビリティを評価する方法を説明できる。
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11週 |
10.インタラクションの拡張 |
VR,AR等の技術の概要を説明できる。
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12週 |
11.インターネット・モバイルコンピューティングにおけるヒューマンインターフェース |
モバイルコンピューティングにおける適切なヒューマンインターフェースについて説明できる。
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13週 |
12.コミュニケーション支援 |
グループウェア等の代表的なコミュニケーション支援サービスの概要を説明できる。
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14週 |
13.ユニバーサルデザイン |
ユニバーサルデザイン7原則を理解し、ユーザーインタフェースの設計に応用できる。
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15週 |
14.ヒューマンインターフェースの新しい動きと諸課題 |
ヒューマンインターフェースに関する新しい技術と課題を説明できる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 3 | |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 3 | |
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | |
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 3 | |
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。 | 3 | |
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。 | 3 | |
コンピュータシステム | ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。 | 3 | |
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。 | 3 | |
集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 3 | |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 3 | |
システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。 | 3 | |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。 | 3 | |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 3 | |
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 3 | |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 3 | |