芸術Ⅰ(音楽)

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 芸術Ⅰ(音楽)
科目番号 180033 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業・実技・鑑賞 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書;「改訂版 Tutti」 教育出版
担当教員 澤田 功,漆原 美紀

到達目標

1. 音楽鑑賞を通じて音楽文化に対する総合的な理解を深める。
2. 基本的な演奏技能を向上させ、楽譜に忠実に表現豊かに演奏することができる。
3. フレージングと全体のまとまりをとらえ、曲想に合った演奏ができる。
4. 音楽に関する基礎的な知識(音符・休符・音名・拍子・音程・用語)や法則を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1音楽文化に対する総合的な理解を深め、その良さや美しさを表現できる。 音楽文化に対する総合的な理解を深め、その良さや美しさを感じ取ることができる。 音楽文化に対する総合的な理解が難しく、その良さや美しさを感じ取ることができない。
評価項目2全体のバランスや調和を感じ取り、楽譜に忠実に表現豊かに演奏することができる。 基本的な演奏技能を向上させ、楽譜に忠実に演奏することができる。 基本的な演奏技能を向上せず、楽譜に忠実に演奏することができない。
評価項目3弦楽奏の音色と響きを感得し,フレージングと全体のまとまりをとらえた曲想に合った演奏ができる。 フレージングと全体のまとまりをとらえ、曲想に合った演奏ができる。 フレージングと全体のまとまりをとらえた曲想に合った演奏ができない。
評価項目4音楽に関する基礎的な知識(音符・休符・音名・拍子・音程・用語)や法則を応用できる。 音楽に関する基礎的な知識(音符・休符・音名・拍子・音程・用語)や法則を理解できる。 音楽に関する基礎的な知識(音符・休符・音名・拍子・音程・用語)や法則を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1・2年次の2年間を通じて,音楽に関する理論的な基礎知識や西洋音楽史を学び,できるだけ多くの作品に接し,その時代背景や当時の社会・文化を理解した上で,楽器演奏を通じて基礎的表現力を身につける。観賞では, 様々なジャンルのプロの音楽家の生の演奏も体感し,音楽教養を通して創造力に富む有為な人材の育成を目標とする。
授業の進め方・方法:
教科書・プリント・楽器・CD・DVD等を用いて講義を進め,音楽の講義・視聴・楽器演奏を通じて授業内容の理解や応用力を高める。適時,演習を実施し,理解度を確認する。
注意点:
通常の授業の中で,授業内容が理解できているかの確認テスト行う。
筆記試験50%・実技試験50%として評価する。
単位追認試験,再試験は,適切な時期に実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
音楽理論(音)
音階や音の高さが理解できる。
2週 リコーダー(運指法・楽譜の解読)
音楽理論(音)
リコーダーの運指法・楽譜の解読ができる。
音階や音の高さが理解できる。
3週 リコーダー(旋律・副旋律の練習)
音楽理論(譜表と音名)
リコーダーの旋律・副旋律が演奏できる。
譜表と音名が理解できる。
4週 リコーダー(旋律・副旋律の練習)
音楽理論(音符と休符)
リコーダーの旋律・副旋律が演奏できる。音符と休符の種類と効用が理解できる。
5週 鑑賞(プロの演奏家の演奏鑑賞)
リコーダー(旋律・副旋律の練習)
生演奏を体感し、その良さや美しさを感じとる事ができる。リコーダーの旋律・副旋律が演奏できる。
6週 リコーダー(旋律・副旋律の練習)
鑑賞(ミュージカルの鑑賞)
リコーダーの旋律・副旋律が演奏できる。鑑賞により、音楽文化に対する総合的な理解を深める。
7週 リコーダー(アンサンブル)
鑑賞(ミュージカルの鑑賞)
互いを思いやり、表現豊かにアンサンブルできる。鑑賞により音楽文化に対する総合的な理解を深める。
8週 リコーダー(アンサンブル)
鑑賞(ミュージカルの鑑賞)
演奏技能を向上させ表現豊かにアンサンブルできる。鑑賞により音楽文化に対する総合的な理解を深める。
4thQ
9週 リコーダー(アンサンブル実技試験)
基本的な演奏技能を向上させ、楽譜に忠実に表現豊かに演奏することができる。
10週 ギター(ギターの基礎)
ギター(運指法・奏法)
ギターの基礎を理解できる。
ギターの運指法と奏法を理解できる。
11週 ギター(独奏)
音楽理論(リズムと拍子)
ギターの旋律が独奏できる。
リズムと拍子が理解できる。
12週 ギター(独奏)
音楽理論(音程と音階)
ギターの旋律が独奏できる。
音程と音名が理解できる。
13週 ギター(独奏)
音楽理論(筆記試験)
全体の纏まりをとらえ、曲想に合った演奏ができる。音楽理論に関する知識や法則を理解できる。
14週 ギター(独奏)
鑑賞(オペラの鑑賞)
全体の纏まりをとらえ曲想に合った演奏ができる。鑑賞により音楽文化に対する総合的な理解をふかめる。
15週 ギター(独奏)
ギター(実技試験)
フレージングと全体のまとまりをとらえ、曲想に合った演奏ができ、弦楽奏の音色と響きを感得できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2

評価割合

試験実技試験相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力50500000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000