１．文学的な文章（小説や随筆）に描かれた人物やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。また、論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。 ２．日本語表現に関する基礎知識を習得し，実用的な文章を作成できる。 ３．古典について，基本的な事項を理解し，他人の物の考え方を知る。 ４．常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。
概要:
国語Ⅲでは，国語Ⅰ，国語Ⅱで修得したことをもとに以下の目標を掲げる。
１．評論などの論理的文章では，その構成と展開を的確に捉え，筆者の考えをまとめることができる。また，小説などの文学的文章では，物語の展開に即して，登場人物の心情や作者のものの見方を捉え，主題をまとめることができる。
２．日本語表現については，正しい日本語の基礎知識を習得し，実践的な文章の中で適正な日本語表現ができる。
３．古典については，基本的な文法事項や訓読法を修得し，そこに述べられている当時の人々の物の考え方を読み取り，味わうことができる。
４．常用漢字の音訓を正しく使え，主な常用漢字が書ける。
授業の進め方・方法:
講義形式を基本とする。後期に１０回の漢字小テストを実施する。時間に余裕がある場合は，読書の時間を設け意見や感想をまとめてもらう。
注意点:
１．前期の成績評価の内訳は，定期試験６５％，提出物３５％とし，後期は定期試験７５％，提出物１５％，漢字小テスト１０％とする。
２．学年総合成績は，前期総合成績と後期総合成績の平均点とし，年間を通しての割合は、定期試験７０％，提出物２５％，漢字小テスト５％となる。
３．授業に対する取り組みの悪い者については減点することがある。
４．単位追認試験，再試験は適切な時期に実施する。
５．オフィスアワーは月曜日放課後とする。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
０シラバス説明
１．現代文 評論
「具体」から「抽象」へ
（森 博嗣） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 2週 |
１．現代文 評論
「具体」から「抽象」へ
（森 博嗣） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 3週 |
１．現代文 評論
「具体」から「抽象」へ
（森 博嗣） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 4週 |
１．現代文 評論
「具体」から「抽象」へ
（森 博嗣） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 5週 |
2．現代文 小説
「果汁」（小川洋子） |
文学的な文章に描かれた人物の心理やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 6週 |
2．現代文 小説
「果汁」（小川洋子） |
文学的な文章に描かれた人物の心理やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 7週 |
2．現代文 小説
「果汁」（小川洋子） |
文学的な文章に描かれた人物の心理やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 8週 |
2．現代文 小説
「果汁」（小川洋子） |
文学的な文章に描かれた人物の心理やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 2ndQ |
| 9週 |
2．現代文 小説
「果汁」（小川洋子）
３．現代文 評論
日本語は非論理的か（野矢茂樹） |
文学的な文章に描かれた人物の心理やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 10週 |
３．現代文 評論
日本語は非論理的か（野矢茂樹） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 11週 |
３．現代文 評論
日本語は非論理的か（野矢茂樹） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 12週 |
４．現代文 小説
三月の風（安部 昭） |
文学的な文章（小説や随筆）に描かれた人物やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 13週 |
４．現代文 小説
三月の風（安部 昭） |
文学的な文章（小説や随筆）に描かれた人物やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 14週 |
４．現代文 小説
三月の風（安部 昭） |
文学的な文章（小説や随筆）に描かれた人物やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 15週 |
４．現代文 小説
三月の風（安部 昭） |
文学的な文章（小説や随筆）に描かれた人物やものの見方を，表現に即して読み味わうことができる。
|
| 16週 |
前期末試験 |
|
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
５．表現（20） 自分はどんな人？
（21） 初対面でもわかる自己ＰＲ |
日本語表現に関する基礎知識を習得し，実用的な文章を作成できる。
|
| 2週 |
５．表現（25） 形式に沿った手紙文
|
日本語表現に関する基礎知識を習得し，実用的な文章を作成できる。
|
| 3週 |
５．表現（26）電子メールと電話を使い分
ける
|
日本語表現に関する基礎知識を習得し，実用的な文章を作成できる。
|
| 4週 |
６．現代文 評論
顔の所有（鷲田清一） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 5週 |
６．現代文 評論
顔の所有（鷲田清一） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 6週 |
６．現代文 評論
顔の所有（鷲田清一） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 7週 |
６．現代文 評論
顔の所有（鷲田清一） |
論理的な文章（論説や評論）の構成や展開を的確に捉え，その論旨をまとめることができる。
|
| 8週 |
後期中間試験 |
|
| 4thQ |
| 9週 |
試験返却と解説
７．漢文 さまざまな思想
論語「直躬」 韓非子「侵官之害」 |
漢文について，訓読法を修得し，筆者の考え方を読み取り、それに対する自分の意見・考えをまとめることができる。
|
| 10週 |
７．漢文 さまざまな思想
韓非子「公私相背」 |
漢文について，訓読法を修得し，筆者の考え方を読み取り、それに対する自分の意見・考えをまとめることができる。
|
| 11週 |
７．漢文 不思議な話
干宝「千日酒」 |
漢文について，訓読法を修得し，筆者の考え方を読み取り、それに対する自分の意見・考えをまとめることができる。
|
| 12週 |
８．古文 随筆
徒然草「丹波に出雲といふ所あり」 |
当時の随筆『枕草子』『徒然草』を読み、古典文法に関する基本的な知識を身に付け、筆者の考え方，物の見方を読み取り味わうことができる。
|
| 13週 |
８．古文 随筆
徒然草「能をつかんとする人」
枕草子「かたはらいたきもの」 |
当時の随筆『枕草子』『徒然草』を読み、古典文法に関する基本的な知識を身に付け、筆者の考え方，物の見方を読み取り味わうことができる。
|
| 14週 |
８．古文 随筆
枕草子「すさまじきもの」
|
当時の随筆『枕草子』『徒然草』を読み、古典文法に関する基本的な知識を身に付け、筆者の考え方，物の見方を読み取り味わうことができる。
|
| 15週 |
８．まとめ |
学んできた古文，漢文についての基本的な文法事項，訓読法を復習確認し，疑問点を解決することができる。
|
| 16週 |
後期末試験 |
|
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
| 論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
| 文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
| 常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
| 類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
| 社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
| 専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
| 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
| 報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
| 収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
| 報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
| 作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
| 課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
| 相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
| 新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |