実験テーマに対してチームの一員として積極的に取り組み,実験計画に基づいて遂行できる実行力を養う。また,実験原理や理論の理解を深める手段として,文献講読や互いの知識や情報を駆使した協議を行い,自らのコミュニケーション能力を高める。さらに,レポート作成を通じて,理論に基づいたデータ分析や考察を行うことができる分析能力を育む。
概要:
コース(電気電子コース・情報通信コース)に応じて,各コース別に用意された実験テーマに取り組む。4~5名でチームを構成し,チーム単位で実験を行う。
授業の進め方・方法:
各テーマの担当教員と技術職員のアドバイスの下で,実験テキストに従って,学生が主体的に行う。実験終了後に,実験方法,結果,考察をまとめた報告書を作成し,指定された期日までに提出する。また,実技試験を実施する。
注意点:
通年科目であるが,前期期間の授業日(および補講日)と9月末の補講日に実施する。
この科目は指定科目です。この科目の単位修得が卒業要件となりますので,必ず修得して下さい。また,本年度内の再試験は実施できません。
関数電卓,作業服を必ず毎回準備する。
書き方,実験結果の説明・考察等が不備であるレポートに関しては再レポートとする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
以下のコースのいずれかを実施する。 1.電気電子コース (1) カ-ブトレ-サによる半導体素子の静特性の測定 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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2週 |
(2) 負帰還増幅回路,定電圧回路 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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3週 |
(3) LCを含む交流回路に関する実験 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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4週 |
(4) 誘導電動機の特性測定
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各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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5週 |
2.情報通信コース (1) 深層ニューラルネットワーク(人工知能)構築実習 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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6週 |
(2) Linuxサーバ構築実習 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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7週 |
(3) Androidプログラミング |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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8週 |
(4) ネットワーク特性の測定と設計 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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2ndQ |
9週 |
3.電気電子・情報通信コース共通 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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10週 |
(1) 実技試験
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各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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11週 |
(2) H8マイコンによる実験 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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12週 |
(2) H8マイコンによる実験 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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13週 |
(2) H8マイコンによる実験 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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14週 |
(2) H8マイコンによる実験 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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15週 |
(2) H8マイコンによる実験 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 3 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 3 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 3 | |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 3 | |
共振について、実験結果を考察できる。 | 3 | |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 3 | |
情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 3 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 3 | |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 3 | |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |