到達目標
日中戦争から太平洋戦争に至る日本の近現代史の展開を、日本を取り巻く国際環境などとも関連付けながら世界史的視野に立って総合的に考察させ、歴史的思考力と国際社会に主体的に生きる日本人としての資質を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 日中戦争に至る経緯・事項を詳細に説明できる。 | 日中戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できる。 | 日中戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できない。 |
評価項目2 | 第二次世界大戦に至る経緯・事項を詳細に説明できる。 | 第二次世界大戦に至る基本的な経緯・事項を説明できる。 | 第二次世界大戦に至る基本的な経緯・事項を説明できない。 |
評価項目3 | 太平洋戦争に至る経緯・事項を詳細に説明できる。 | 太平洋戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できる。 | 太平洋戦争に至る基本的な経緯・事項を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日中戦争から太平洋戦争に至る激動の50年間の日本の歴史を論じていく。緊張する今日の東アジア情勢や対米関係を理解するためには不可欠な、この時代についての深い知識と相対的な視野を身につけてもらう。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で進めるが、「ノートを取って、暗記する」だけの受動的な学習方法では試験に対応することはできない。学生諸君には、授業への積極的な参加を要求する。また、史料や絵画など多様な文献を読み込むことを通じて思考力を養い、音楽・映像教材などを用いて授業の理解を深めてもらう。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
満州国の実態 |
「実験国家」満州国の特徴を説明できる。
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2週 |
国共内戦と国共合作 |
国共内戦と国共合作の基本的な経過を説明できる。
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3週 |
国民党と台湾の歴史 |
台湾に国民党政権が誕生した経緯を説明できる。戒厳令下の台湾と民主化への経緯を説明できる。
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4週 |
日中戦争 |
日中戦争に至る経緯を説明できる。戦争の基本的な経過を説明できる。
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5週 |
日中戦争② |
日中戦争の基本的な経過を説明できる。
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6週 |
総力戦体制の形成 |
軍部主導のもと総力戦体制が形成されていく経緯を説明できる。
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7週 |
日米交渉と太平洋戦争への道 |
日米が戦争へ突入する経緯を説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
第二次世界大戦
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ヨーロッパでの戦争の原因と基本的な経過を説明できる。
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10週 |
第二次世界大戦② |
ヨーロッパでの戦争の基本的な経過を説明できる。
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11週 |
太平洋戦争①(真珠湾攻撃~南方作戦) |
太平洋戦争の基本的な経緯を説明できる。
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12週 |
太平洋戦争②(ミッドウェー~ガダルカナルの戦い) |
太平洋戦争の基本的な経過を説明できる。
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13週 |
太平洋戦争③(マリアナ沖海戦~沖縄戦) |
太平洋戦争の基本的な経緯を説明できる。
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14週 |
太平洋戦争④(本土空襲~敗戦) |
太平洋戦争の基本的な経緯を説明できる。
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15週 |
戦後処理 |
ドイツと日本がいかに戦勝国によって裁かれたのかを説明できる。
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16週 |
学年末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 89 | 3 | 0 | 0 | 0 | 8 | 100 |
基礎的能力 | 89 | 3 | 0 | 0 | 0 | 8 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |