到達目標
実験テーマに対してチームの一員として積極的に取り組み,実験計画に基づいて遂行できる実行力を養う。また,実験原理や理論の理解を深める手段として,文献講読や互いの知識や情報を駆使した協議を行い,自らのコミュニケーション能力を高める。さらに,レポート作成を通じて,理論に基づいたデータ分析や考察を行うことができる分析能力を育む。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
実験内容の理解 | 自ら実験方法を考え,必要な結果を得ることができる。 | 指導書や教員の指示に基づいて機器を組み合わせ,必要な結果を得ることができる。 | 指導書や教員の指示に基づいて機器を組み合わせ,必要な結果を得ることができない。 |
実験への取組 | グループにおける各自の果たすべき役割を自覚し,積極的に実験に取り組むことができる。 | 積極的に実験に取り組むことができる。 | 積極的に実験に取り組むことができない。 |
レポートの記述 | 実験の目的,方法,結果を自らの文章で第三者にも理解できるように記述でき,原理に基づいた工学的・定量的な考察を行うことができる。 | 実験の目的,方法,結果を第三者にも理解できるように記述でき,原理に基づいた考察を行うことができる。 | 実験の目的,方法,結果を第三者にも理解できるように記述でき,原理に基づいた考察を行うことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-3
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学習・教育到達度目標 C-2
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学習・教育到達度目標 C-3
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学習・教育到達度目標 D-1
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教育方法等
概要:
コース(電気電子コース・情報通信コース)に応じて,各コース別に用意された実験テーマに取り組む。4~5名でチームを構成し,チーム単位で実験を行う。
授業の進め方・方法:
各テーマの担当教員と技術職員のアドバイスの下で,実験テキストに従って,学生が主体的に行う。実験終了後に,実験方法,結果,考察をまとめた報告書を作成し,指定された期日までに提出する。また,実技試験を実施する。
注意点:
通年科目であるが,前期期間の授業日(および補講日)と9月末の補講日に実施する。
この科目は指定科目です。この科目の単位修得が卒業要件となりますので,必ず修得して下さい。また,本年度内の再試験は実施できません。
関数電卓,作業服を必ず毎回準備する。
書き方,実験結果の説明・考察等が不備であるレポートに関しては再レポートとする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
以下のコースのいずれかを実施する。 1.電気電子コース (1) カ-ブトレ-サによる半導体素子の静特性の測定 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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2週 |
(2) 負帰還増幅回路,定電圧回路 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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3週 |
(3) サーボモータのモーションコントロール |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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4週 |
(4) 各種モータおよび発電機の特性試験
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各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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5週 |
2.情報通信コース (1) 深層ニューラルネットワーク(人工知能)構築実習 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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6週 |
(2) Linuxサーバ構築実習 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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7週 |
(3) Androidプログラミング |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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8週 |
(4) ネットワーク特性の測定と設計 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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2ndQ |
9週 |
3.電気電子・情報通信コース共通 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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10週 |
(1) 実技試験
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各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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11週 |
(2) 組込み技術を用いたセンサシステム開発 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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12週 |
(2) 組込み技術を用いたセンサシステム開発 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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13週 |
(2) 組込み技術を用いたセンサシステム開発 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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14週 |
(2) 組込み技術を用いたセンサシステム開発 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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15週 |
(2) 組込み技術を用いたセンサシステム開発 |
各テーマにおいて上記到達目標を達成することができる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 3 | 前1 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 3 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | 前2 |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 3 | |
共振について、実験結果を考察できる。 | 3 | |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 3 | 前2 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 3 | |
情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | 前7 |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 前7,前11,前12,前13,前14,前15 |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 3 | 前7,前11,前12,前13,前14,前15 |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 3 | 前7,前11,前12,前13,前14,前15 |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 3 | 前7,前11,前12,前13,前14,前15 |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 3 | 前7,前11,前12,前13,前14,前15 |
評価割合
| 実験への取組 | レポート | 実技試験 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 45 | 15 | 100 |
実験内容の理解 | 10 | 15 | 15 | 40 |
実験への取組 | 30 | 0 | 0 | 30 |
レポートの記述 | 0 | 30 | 0 | 30 |