特別実習

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 特別実習
科目番号 220204 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 0.5
教科書/教材 特になし
担当教員 柿元 健

到達目標

外部講師による講演,卒業研究発表会・校外実習発表会等の聴講や各種イベントの参加を通じて,
1.電気電子および情報工学分野の技術動向を把握する。
2.技術的志向や学習意欲を高め,技術者としての倫理観を育む。
3.勉学や研究を継続する重要性を自発的に理解する。
4.各自の人生観や目標達成への実現方法について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
技術動向の把握専門技術がどのように産業応用されているかを常に把握しつつ,技術動向をレポートにまとめることができる。イベントを通じて専門技術がどのように産業応用されているかを確認してレポートにまとめることができる。イベントを通じて専門技術がどのように産業応用されているかを確認してレポートにまとめることができない。
倫理観の成育国際社会における企業や技術のあり方を知り,自分の意見をレポートにまとめられる。国際社会における企業や技術のあり方を知り,レポートにまとめられる。国際社会における企業や技術のあり方を知り,レポートにまとめられない。
生涯学習の理解同輩や先輩の研究発表を通じて技術的な興味を高め,継続的な学習や研究の必要性をレポートにまとめることができる。同輩や先輩の研究発表を通じて技術的な興味を高め,各自の感想や今後の目標について説明できる。同輩や先輩の研究発表を通じて技術的な興味を高め,各自の感想や今後の目標について説明できない。
目標達成の実現方法について説明人生観や将来目標について認識を深めるとともに目標達成への実現方法などをレポートにまとめることができる。将来目標についてレポートにまとめることができる。将来目標についてレポートにまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
外部講師による講演,卒業研究発表会・校外実習発表会等の聴講や各種イベントの参加を通じて,電気電子および情報工学分野の技術動向を把握するとともに,技術的志向や学習意欲を高め,技術者としての倫理観を育むとともに勉学や研究を継続する重要性を自発的に理解する。
授業の進め方・方法:
各種イベントに参加し,自らの意見や技術者としての目標等を指定のレポート様式にまとめ,指定された期日までに学級担任に提出する。
注意点:
この科目は4,5年通年科目である。
レポートの記述内容に対して原則として優,良,可の判定を行い,優=100点,良=80点,可=60点,不可=0点として平均点を本教科の評価(100%)とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の目的や進め方,評価方法を理解する。
2週 特別講演などの指定したイベントへの参加 各種イベントに参加し,人生観や将来目標について認識を深めるとともに目標達成への実現方法などについて説明できる。
3週 特別講演などの指定したイベントへの参加 各種イベントに参加し,国際社会における企業や技術のあり方を知り,自分の意見をレポートにまとめられる。
4週 特別講演などの指定したイベントへの参加 各種技術イベントに参加し,専門技術がどのように産業応用されているかを確認し,レポートにまとめられる
5週 特別講演などの指定したイベントへの参加 総合演習時間での自学自習を積極的に行い,その成果をレポート等の指定された報告書にまとめられる。
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 特別講演などの指定したイベントへの参加 進学就職体験発表会を聴講し,発表者のプレゼンテーションに対する感想やこれからの自分にどう活かせるかなどの自己の意見を多面的にまとめられる。
2週 特別講演などの指定したイベントへの参加 卒業研究中間発表会では,同輩の研究発表を通じて技術的な興味を高め,各自の感想や今後の目標について説明できる。
3週 特別講演などの指定したイベントへの参加 留学生との対話会などのイベントに参加し,種々の立場の意見や物の見方を知り,自分の視点との違いなどについてレポートにまとめられる。
4週 特別講演などの指定したイベントへの参加 卒業研究発表会における説明に対し,技術的な興味を高め,感想や自らの研究目標についてまとめられる。
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前3,後3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3前3,後3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3前3,後3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性目標の実現に向けて計画ができる。3前2,後2,後4
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前4
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前2,前3,後1,後2,後4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前2,前3,後1
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前2,前3,前4,後1
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前2,前3,後1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前2,前3,前4
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前2,前3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前2,前3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前3,前4
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前3,前4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前2,前3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
技術動向の把握2525
倫理観の成育2525
生涯学習の理解2525
目標達成の実現方法について説明2525