概要:
企業等へのインターンシップに積極的に参加し,電気電子・情報通信分野の技術動向を把握する。
また,実習での製造技術や製品管理等において習得した専門知識がどのように活かされているかを確認し,実務体験を通じて技術者としてのコミュニケーション能力や倫理観の必要性について考えるとともに次年度の進路選択に役立てる。
さらに,実習で得た経験や感想を報告書にまとめ報告会にて説明できる能力を育む。
授業の進め方・方法:
夏期休暇を利用して,企業にて30時間以上の実習を行う。実習内容については,受け入れ先の実習教育担当者の計画,指導に従う。実習終了後,実習報告書を提出し,報告会での発表を義務付ける。
注意点:
下記の記載は、授業実施内容・到達目標を項目ごとに記載しており週ごとの実施内容・到達目標ではない。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | 前3,前4 |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | 前4 |
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。 | 3 | 前3,前4 |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 3 | 前3,前4 |