文学特論Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 文学特論Ⅰ
科目番号 0038 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 坂本 具償,長谷川 隆

到達目標

1.論理的な文章の構成や展開を的確に捉えてその論旨をまとめ,それに対して自分の意見を述べることができる。
2.文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,主題をまとめることができる。
3.敬語の演習を通して,社会生活に必要な正しい敬語の使い方の基礎を身につけることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章の構成や展開を的確に捉え,与えられた字数に応じてその論旨をまとめることができ,それに対して自分の意見を述べることができる。論理的な文章の構成や展開を的確に捉えてその論旨をまとめ,それに対して自分の意見を述べることができる。論理的な文章の構成や展開を的確に捉えることができず,それに対する自分の意見がまとめられない。
評価項目2文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,与えられた字数に応じてその主題ををまとめ,読み味わうことができる。また,自分の意見を述べることができる。文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,主題をまとめることができる。文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉えることができず,主題をまとめることができない。
評価項目3敬語の演習を通して,社会生活に必要にして十分な正しい敬語の使い方を身につけることができる。敬語の演習を通して,社会生活に必要な正しい敬語の使い方の基礎を身につけることができる。敬語の演習を通して,社会生活に必要な正しい敬語の使い方の基礎を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
論理的な文章や文学的な文章を読むことで,読解力を養い,また,作者の独特な感性やものの見方を学ぶことで現在を生きる自分の生き方を見つめ直すことができる。また,社会生活を営む上で,コミュニケーション能力の一つである敬語の使い方を会得することは重要である。それらを踏まえて以下のような到達目標を掲げる。
1.論理的な文章の構成や展開を的確に捉えてその論旨をまとめ,それに対して自分の意見を述べることができる。
2.文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,主題をまとめることができる。
3.敬語の演習を通して,社会生活に必要な正しい敬語の使い方の基礎を身につけることができる。
授業の進め方・方法:
・講義形式を基本とするが,意見を書いたり発表したりしてもらうこともある。
・小テストを随時実施する。
・本科目は学修単位科目であるため,講義以外に,夏休み課題作文,課題プリントを完成し提出してもらう。
注意点:
・本科目の単位は高等専門学校設置基準第17条4項により認定される。1単位当たり45時間の学修により単位認定を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・ガイダンス
1.敬語の演習(プリント問題)
敬語の種類の違いを説明することができる。
敬語に関する様々な問題演習を通して,敬語の使い方の基本を知り,使うことができる。
2週 1.敬語の演習(プリント問題) 敬語に関する様々な問題演習を通して,敬語の使い方の基本を知り,使うことができる。
3週 2.小説
「夢十夜」(夏目漱石)
文学的な文章に描かれた人物やものの見方を,表現に即して読み味わい,主題を導き出すことができる。また,自分の意見や感想をまとめることができる。
4週 2.小説
「夢十夜」(夏目漱石)
文学的な文章に描かれた人物やものの見方を,表現に即して読み味わい,主題を導き出すことができる。また,自分の意見や感想をまとめることができる。
5週 3.小説 
「鞄」(安部公房)
文学的な文章に描かれた人物やものの見方を,表現に即して読み味わい,主題を導き出すことができる。また,自分の意見や感想をまとめることができる。
6週 3.小説 
「鞄」(安部公房)
文学的な文章に描かれた人物やものの見方を,表現に即して読み味わい,主題を導き出すことができる。また,自分の意見や感想をまとめることができる。
7週 3.小説 
「鞄」(安部公房)
文学的な文章に描かれた人物やものの見方を,表現に即して読み味わい,主題を導き出すことができる。また,自分の意見や感想をまとめることができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 ・試験返却・解説
4.評論
「自分の死を見届けるために」(橋爪大三郎)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
10週 4.評論
「自分の死を見届けるために」(橋爪大三郎)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
11週 4.評論
「自分の死を見届けるために」(橋爪大三郎)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
12週 5.評論
「おんなの鬼」(馬場あき子)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
13週 5.評論
「おんなの鬼」(馬場あき子)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
14週 6.評論
「羊どろぼうの話」(加藤周一)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
15週 6.評論
「羊どろぼうの話」(加藤周一)
論理的な文章の構成を的確にとらえ,要約できる。また,自分の意見を述べることができる。
16週 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物・小テスト合計合計
総合評価割合200020
評価項目14010500
評価項目220103020
評価項目31010200
合計70301000