| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 高次元のシステムの周波数伝達関数をもとめ,周波数特性(ゲイン特性,位相特性)の計算ができる。
| 低次元のシステムの周波数伝達関数をもとめ,周波数特性(ゲイン特性,位相特性)の計算ができる。
| 与えられたシステムの伝達関数から周波数伝達関数を求められない。
|
評価項目2 | 高次元のシステムのベクトル軌跡,ボード線図を作図できる。
| ベクトル軌跡,ボード線図の意味を知っており,簡単な要素のベクトル軌跡,ボード線図を作図できる。
| ベクトル軌跡,ボード線図の意味を知らない。
|
評価項目3 | 周波数特性より,安定性・安定余裕を読み取ることができ,制御系設計に利用できる。
| 周波数特性より,安定性・安定余裕を読み取ることができる。
| 周波数特性より,安定性・安定余裕を読み取ることができない。
|
評価項目4 | システムを状態空間表現で表すことができ,それらを伝達関数に変換することができる。
| システムを状態空間表現で表すこができるが,それらを伝達関数に変換することができない。
| システムを状態空間表現で表すことができない。
|
評価項目5 | 状態空間表現におけるシステムの安定性・可制御性・可観測性を判別することができ,安定性が伝達関数表現の場合と同じであることを説明できる。
| 状態空間表現におけるシステムの安定性・可制御性・可観測性を判別することができる。
| 状態空間表現におけるシステムの安定性・可制御性・可観測性を判別することができない。
|
評価項目6 | 指定した方法(アッカーマンや計数比較法等のアルゴリズム)でフィードバックゲインを設計できる。
| 状態フィードバック制御,極配置の意味を知り,フィードバックゲインを設計できる。
| 状態フィードバック制御,極配置の意味を知らない。
|
評価項目7 | LQ最適法の意味を知っており,Q,Rと制御性能の関係を説明できる。
| LQ最適法の意味はわかるがQ,Rと制御性能の関係を説明できない。
| LQ最適法の意味を知らない。
|
評価項目8 | オブザーバ併合レギュレータを設計でき,かつ各ゲインが独立して設計できる事を説明できる。
| オブザーバの意味と役割を理解し,オブザーバ併合レギュレータの各ゲインを設計できる。
| オブザーバの意味と役割を知らない。
|
評価項目9 | 任意の状態空間表現を,可制御正準形,可観測正準形に変換できる。
| 可制御正準形,可観測正準形を知っており,伝達関数の各パラメータを正準形の各行列との関係を知っている。
| 可制御正準形,可観測正準形を知らない。
|
評価項目10 | 正準形を用いて,任意のシステムのレギュレータ・オブザーバの設計ができる。
| レギュレータゲイン・オブザーバゲインを極配置で求める際,指定極と正準形の各パラメータの関係性を知っている。
| レギュレータゲイン・オブザーバゲインを極配置で求める際,指定極と正準形の各パラメータの関係性を知らない。
|