材料力学基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 材料力学基礎Ⅱ
科目番号 0171 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:清水篤麿 「改訂材料力学」 共立出版 ISBN4-320-08052-2
担当教員 正箱 信一郎

到達目標

各種の静定ばり,不静定ばり,連続ばりのたわみ,反力が計算できる。
丸棒のねじり問題,動力軸の問題が解ける。
簡単な問題のひずみエネルギが計算でき,カスティリアーノの定理を用いて不静定ばりの問題が解ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種の静定ばり,不静定ばり,連続ばりのたわみ,反力が計算できる。また,丸棒のねじり問題,動力軸の問題が解ける。そして,簡単な問題のひずみエネルギが計算でき,カスティリアーノの定理を用いて不静定ばりの問題が解ける。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を進め,下記の項目ごとに解説する。その後に例題・演習を行う。演習問題は各自が授業中あるいは家庭学習として行い,試験期ごとにレポートを課す。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
3年生の復習
2週 たわみの基礎式
片持ち梁の例
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
3週 片持ち梁の練習問題1(端部に集中荷重)
片持ち梁の練習問題2(端部と中央に集中荷重)
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
4週 単純支持ばり(分布荷重、集中荷重)
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
5週 単純支持ばり(分布荷重、集中荷重)
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
6週 突出しばり
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
7週 三角荷重
6章章末問題
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
8週 6章章末問題
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
2ndQ
9週 前期中間試験
・たわみの基礎式を理解し,単純な静定ばりのたわみ角とたわみが計算できる。
10週 前期中間試験の返却と解説
不静定ばり
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力が計算できる。
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力,連続ばりのせん断力,曲げモーメントが計算できる。
11週 不静定ばり
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力が計算できる。
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力,連続ばりのせん断力,曲げモーメントが計算できる。
12週 軸のねじり
丸棒のねじり問題が計算できる。
13週 軸のねじり
章末問題
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力が計算できる。
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力,連続ばりのせん断力,曲げモーメントが計算できる。。
14週 7章章末問題
8章章末問題
丸棒のねじり問題が計算できる。
15週 8章章末問題
丸棒のねじり問題が計算できる。
16週 前期末試験
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力が計算できる。
・簡単な不静定ばりのたわみ,反力,連続ばりのせん断力,曲げモーメントが計算できる。
丸棒のねじり問題が計算できる。
後期
3rdQ
1週 引張,圧縮,曲げ,ねじりのひずみエネルギ ・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
2週 引張,圧縮,曲げ,ねじりのひずみエネルギ ・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
3週 引張,圧縮,曲げ,ねじりのひずみエネルギ ・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
4週 カスティリアーノの定理 ・カスティリアーノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
5週 カスティリアーノの定理 ・カスティリアーノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
6週 問題演習 ・カスティリアーノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
7週 問題演習 ・カスティリアーノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
8週 後期中間試験 ・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
・カスティリアーノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
4thQ
9週 垂直応力の組合せ ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
10週 垂直応力の組合せ ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
11週 垂直応力とせん断応力の組合せ ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
12週 垂直応力とせん断応力の組合せ ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
13週 垂直応力とせん断応力の組合せ ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
14週 問題演習 ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
15週 材料力学と技術者倫理 ・材料力学の分野における技術者の責任について説明することができる。
16週 後期末試験 ・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。
・主応力の計算ができる。
・材料力学の分野における技術者の責任について説明することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力0000000
専門的能力90000010100
分野横断的能力0000000