数理演習

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 数理演習
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 改訂版ニューアクションベーシック数学Ⅱ+ B[数列・ベクトル] ,東京書籍
担当教員 長谷川 雄基

到達目標

・数と式の計算ができる。
・角を弧度法で表現することができる。
・基本的な円の方程式を求めることができる。
・三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。
・一般角の三角関数の値を求めることができる
・加法定理を含む三角関数の基本公式を用いる基礎的な問題が解ける。
・三角関数を含む基本的な方程式が解ける。
・指数法則と対数を利用した計算ができる。
・指数・対数関数を含む基本的な方程式が解ける。
・ベクトルの基本的な計算ができ,大きさを求めることができる。
・ベクトルの内積を用いる基礎的な問題が解ける。
・ベクトルの性質を用いて図形的な問題が解ける。
・3次関数までの微分に関する基本的な計算ができ,接線に関する問題や増減表を用いた最大・最小値問題が解ける。
・3次関数までの積分に関する基本的な計算ができ,図形の面積計算などに応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
式と図形の扱い方数と式,角を弧度法,円の方程式の応用問題を求めることができる 数と式の計算や,角を弧度法で表現したり,基本的な円の方程式を求めることができる 数と式の計算や,角を弧度法で表現したり,基本的な円の方程式を求めることができない
三角関数三角比,三角関数を理解し,応用的な問題を解くことができる三角比,三角関数を理解し,基礎的な問題を解くことができる三角比,三角関数を理解し,基礎的な問題を解くことができない
指数・対数関数指数法則と対数を利用し応用的な問題や方程式が解くことができる指数法則と対数を利用した計算や基本的な方程式が解くことができる指数法則と対数を利用した計算や基本的な方程式が解くことができない
ベクトル平面ベクトル,ベクトルの性質を用いた図形的な問題の応用的な計算ができる 平面ベクトルの基本的な計算ができ,ベクトルの性質を用いて図形的な問題が解ける 平面ベクトルの基本的な計算や,ベクトルの性質を用いて図形的な問題が解けない
微積分3次関数までの微積と,図形の面積計算の応用的な計算ができる3次関数までの微積分に関する基本的な計算と図形の面積計算ができる3次関数までの微積分に関する基本的な計算と図形の面積計算ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
以下の事項について基礎理論を理解し,基本的な問題が解けるようになること:
数と式,三角関数,指数・対数関数,円の方程式,ベクトル,微分積分
授業の進め方・方法:
教科書の問題を中心に演習を行い,内容に応じて講義を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 式と図形の扱い方 数と式の計算ができる。
角を弧度法で表現することができる。
基本的な円の方程式を求めることができる。
2週 式と図形の扱い方 数と式の計算ができる。
角を弧度法で表現することができる。
基本的な円の方程式を求めることができる。
3週 三角関数 三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる
4週 三角関数 加法定理を含む三角関数の基本公式を用いる基礎的な問題が解ける。三角関数を含む基本的な方程式が解ける。
5週 三角関数 加法定理を含む三角関数の基本公式を用いる基礎的な問題が解ける。三角関数を含む基本的な方程式が解ける。
6週 指数関数・対数関数 指数・対数関数を含む基本的な方程式が解ける。
7週 指数関数・対数関数 指数・対数関数を含む基本的な方程式が解ける。
8週 中間試験
2ndQ
9週 指数関数・対数関数 指数・対数関数を含む基本的な方程式が解ける。
10週 ベクトル 平面ベクトルの内積を用いる基礎的な問題が解ける。
11週 ベクトル ベクトルの性質を用いて図形的な問題が解ける。
12週 ベクトル ベクトルの性質を用いて図形的な問題が解ける。
13週 微積分 3次関数までの微分に関する基本的な計算ができ,接線に関する問題や増減表を用いた最大・最小値問題が解ける。
14週 微積分 3次関数までの微分に関する基本的な計算ができ,接線に関する問題や増減表を用いた最大・最小値問題が解ける。
15週 微積分 3次関数までの積分に関する基本的な計算ができ,図形の面積計算などに応用できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。3
分数式の加減乗除の計算ができる。3
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。3
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
無理方程式・分数方程式を解くことができる。3
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
角を弧度法で表現することができる。3
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3
2点間の距離を求めることができる。3
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。3
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。3
ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。3
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。3
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。3
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。3
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。3
関数の媒介変数表示を理解し、媒介変数を利用して、その導関数を求めることができる。2
不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。3
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。2
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。2
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。3
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。2
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。2

評価割合

試験ノート演習プリント合計
総合評価割合701515100
式と図形の扱い方174324
三角関数175426
指数・対数関数122317
ベクトル122216
微積分122317