基礎情報処理

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 基礎情報処理
科目番号 0408 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:Fortran 90/95プログラミング(冨田博之・齋藤泰洋 共著,培風館),配付プリント
担当教員 高橋 直己

到達目標

コンピュータの基本操作に慣れる。プログラミングの考え方を習得する。FORTRANの基本的な文法を修得する。修得した知識を活用して,プログラムを作成する能力を習得し,特に建設環境工学の分野における専門的な問題に対してFORTRANを活用して解決する能力を身につける。
1. コンピュータの基本的操作が行える。データ入力,四則演算,結果の出力をプログラミングする方法を説明できる。
2. 選択を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。
3. 繰り返しを含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。
4. 配列を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータの基本的操作が行える。データ入力,四則演算,結果の出力をプログラミングする方法を説明できる。コンピュータの基本的操作が行える。データ入力,四則演算,結果の出力をプログラミングできる。コンピュータの基本的操作が行える。データ入力,四則演算,結果の出力をプログラミングする方法を説明できる。コンピュータの基本的操作が行えない。データ入力,四則演算,結果の出力をプログラミングする方法を説明できない。
選択を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。選択を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明し、作成したプログラムを実行できる。選択を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。選択を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できない。
繰り返しを含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。繰り返しを含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明し、作成したプログラムを実行できる。繰り返しを含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。繰り返しを含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できない。
配列を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。配列を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明し、作成したプログラムを実行できる。配列を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できる。配列を含むプログラムについて、原始プログラムと流れ図を用いて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータの基本操作に慣れる。プログラミングの考え方を習得する。FORTRANの基本的な文法を修得する。修得した知識を活用して,プログラムを作成する能力を習得し,特に建設環境工学の分野における専門的な問題に対してFORTRANを活用して解決する能力を身につける。
授業の進め方・方法:
コンピュータの基本操作,プログラミングに関する基本的文法及びアルゴリズムの考え方を説明した後,プログラミングの実習を行う。演習問題および家庭学習課題を通じて理解を深める。
注意点:
・ 成績は課題への取り組みを20%,小テスト(実技試験)を20%,定期試験を60%として評価する。
・ 成績の点数は,4回の定期試験についてそれぞれ 15%として評価に入れる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンピュータの基本的な操作方法 ・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
2週 コンピュータの基本的な操作方法 ・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
3週 FORTRANの基本的文法
四則演算
・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
4週 FORTRANの基本的文法
四則演算
・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
5週 FORTRANの基本的文法
四則演算
・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
6週 FORTRANの基本的文法
四則演算
小テスト
・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
7週 FORTRANの基本的文法
四則演算
小テスト
・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
8週 FORTRANの基本的文法
四則演算
・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
2ndQ
9週 定期試験 ・コンピュータの基本的操作が行える。
・テキストエディタが使用できる。
・データを入力し,その四則演算を行い,結果を出力できる。
10週 FORTRANの基本的文法
選択
・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
11週 FORTRANの基本的文法
選択
・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
12週 FORTRANの基本的文法
選択
・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
13週 FORTRANの基本的文法
選択
小テスト
・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
14週 FORTRANの基本的文法
選択
小テスト
・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
15週 定期試験 ・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
16週 試験返却
これまでの復習
・アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。
・問題をある条件に従って分類して処理する流れ図が描け,ブロックIF文を用いて表現できる。
後期
3rdQ
1週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
2週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
3週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
4週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
5週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
小テスト
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
6週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
小テスト
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
7週 FORTRANの基本的文法
繰り返し
・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
8週 定期試験 ・繰返し計算の必要な問題か否かを判断し,必要に応じてDO文を用いて表現できる。
・書式を指定したデータの入出力ができる。
4thQ
9週 FORTRANの基本的文法
配列
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
10週 FORTRANの基本的文法
配列
問題作成
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
11週 FORTRANの基本的文法
配列
問題作成
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
12週 FORTRANの基本的文法
配列
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
13週 FORTRANの基本的文法
配列
小テスト
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
14週 FORTRANの基本的文法
配列
小テスト
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
15週 定期試験 ・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる
16週 試験返却
これまでの復習
・配列の考え方を理解し,配列を利用する必要がある問題が否かを判断し,それを表現できる。
・専門分野に関する初歩的な問題を解くプログラムを作成できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。4
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。4
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602020000100
「四則演算」のプログラミング155500025
「選択」のプログラミング155500025
「繰り返し」のプログラミング155500025
「配列」のプログラミング155500025