地域整備学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 地域整備学
科目番号 0439 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 宮崎 耕輔,今岡 芳子,近藤 明子

到達目標

 前半は、我が国の都市計画制度についての知識を習得するとともに、都市計画に関する現状ならびに理想的な姿を説明することができ、さらに政策提案を行う。
 後半は、香川県内ならびに四国地域内におけるまちづくりに関する取り組みについて、外部講師による説明を受けるとともに、その説明から理解できた内容を自ら説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
都市計画とは何かを説明することができる。都市計画とは何かを詳細に説明することができる。都市計画とは何かを説明することができる。都市計画とは何かを説明することができない。
用途地域の説明ができる。用途地域の説明ができる。さらに、それに対する自身の考えを述べることができる。用途地域の説明ができる。用途地域の説明ができない。
都市施設について説明ができる。都市施設について詳細に説明ができる。都市施設について説明ができる。都市施設について説明ができない。
土地区画整理と市街地再開発事業について説明することができる。土地区画整理と市街地再開発事業について詳細に説明することができる。土地区画整理と市街地再開発事業について説明することができる。土地区画整理と市街地再開発事業について説明することができない。
都市計画の財源について、歴史的なそれと現在のそれを説明できる。都市計画の財源について、歴史的なそれと現在のそれを詳細に説明できる。都市計画の財源について、歴史的なそれと現在のそれを説明できる。都市計画の財源について、歴史的なそれと現在のそれを説明できない。
ケーススタディとして、高松市の現状を把握、理解した上で、都市計画上の現状と課題を説明できる。ケーススタディとして、高松市の現状を把握、理解した上で、都市計画上の現状と課題を詳細に説明できる。ケーススタディとして、高松市の現状を把握、理解した上で、都市計画上の現状と課題を説明できる。ケーススタディとして、高松市の現状を把握、理解した上で、都市計画上の現状と課題を説明できない。
ケーススタディとして、高松市の現状を踏まえた上で、あるべき姿を創造し、それらを踏まえた上で、地域政策や地域施策を提案することができる。ケーススタディとして、高松市の現状を踏まえた上で、あるべき姿を創造し、それらを踏まえた上で、地域政策や地域施策を詳細に提案することができる。ケーススタディとして、高松市の現状を踏まえた上で、あるべき姿を創造し、それらを踏まえた上で、地域政策や地域施策を提案することができる。ケーススタディとして、高松市の現状を踏まえた上で、あるべき姿を創造し、それらを踏まえた上で、地域政策や地域施策を提案することができない。
理解した内容を説明することができる理解した内容を詳細に説明することができる。理解した内容を説明することができる。理解した内容を説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 前半は講義形式による都市計画制度に関する知識の習得を行い、習得した知識をもとに、都市計画に関する現状分析ならびに理想像を説明するとともに政策提案を行う。
 後半は外部講師による香川県内ならびに四国地域内におけるまちづくりに関する取り組みについて、理解した内容を説明する。
授業の進め方・方法:
 前半は,スライドなどを用いて講義を行い、理解した内容を説明するためのおさらいプリントに取り組む。そして、グループワークを通して、現状分析、理想像についてのディスカッションを行い、政策提案を行う。
 後半は、外部講師による講演を主体とし、事前準備のレポートならびに講演から理解した内容を説明するレポートに取り組む。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 都市計画法とマスタープラン;都市計画規制・都市計画事業等 都市計画とは何かを説明することができる。
2週 土地利用規制 用途地域の説明ができる。さらに、それに対する自身の考えを述べられる。
3週 都市施設 都市施設について説明ができる。
4週 市街地開発計画 土地区画整理と市街地再開発事業について説明することができる。
5週 都市計画のつくりかたと財源 都市計画の財源について、歴史的なそれと現在のそれを説明できる。
6週 都市の現状 ケーススタディとして、高松市の現状を把握、理解した上で、都市計画上の現状と課題を説明できる。
7週 都市政策 ケーススタディとして、高松市の現状を踏まえた上で、あるべき姿を創造し、それらを踏まえた上で、地域政策や地域施策を提案することができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験の解説とグループディスカッションのまとめ
10週 JR四国の事前準備 理解できた情報を説明することができる
11週 JR四国からの話題提供 理解できた情報を説明することができる
12週 事前準備 理解できた情報を説明することができる
13週 香川河川国道事務所からの話題提供 理解できた情報を説明することができる
14週 香川河川国道事務所からの話題提供 理解できた情報を説明することができる
15週 香川河川国道事務所からの話題提供 理解できた情報を説明することができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画国土と地域の定義を説明できる。4
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。4
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。4
土地利用計画と交通計画について、説明できる。4
総合計画とマスタープランについて、説明できる。4
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。4
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。4
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。4

評価割合

おさらいプリントグループワーク試験レポート合計
総合評価割合91295080
都市計画とは何かを説明することができる。2.512.501
用途地域の説明ができる。2.512.501
都市施設について説明ができる。2.512.501
土地区画整理と市街地再開発事業について説明することができる。2.512.501
都市計画の財源について、歴史的なそれと現在のそれを説明できる。32308
ケーススタディとして、高松市の現状を把握、理解した上で、都市計画上の現状と課題を説明できる。33309
ケーススタディとして、高松市の現状を踏まえた上で、あるべき姿を創造し、それらを踏まえた上で、地域政策や地域施策を提案することができる。33309
理解した内容を説明することができる0005050