地域防災学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 地域防災学
科目番号 220401 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 土質力学Ⅰ(3年)・Ⅱ・Ⅲ,構力Ⅱ,水理学Ⅱ(4年) → 防災工学(4 年) → 地域防災学(5 年)
担当教員 向谷 光彦

到達目標

1.地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
2.地域防災における共助の基礎知識が説明できる。
3.地域防災における公助の基礎知識が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地域防災における自助の基礎知識が説明できる。地域防災における自助の幅広い知識が説明できる。地域防災における自助の基礎知識が説明できる。地域防災における自助の基礎知識が説明できない。
地域防災における共助の基礎知識が説明できる。地域防災における共助の幅広い知識が説明できる。地域防災における共助の基礎知識が説明できる。地域防災における共助の基礎知識が説明できない。
地域防災における公助の基礎知識が説明できる。地域防災における公助の幅広い知識が説明できる。地域防災における公助の基礎知識が説明できる。地域防災における公助の基礎知識が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
学習教育目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・自助,共助,公助の観点から,大規模災害発生前において復旧・復興の準備をどの程度行う必要があるのか,明確にする。
・高等教育機関として復興の中核的人材育成への基礎知識,基本理念を修得する。
・地域に根ざした身近な話題を導入部として,学生が主体的に活動することを目標とする。
授業の進め方・方法:
 授業内容は必要最小限の項目にとどめる。授業内容の理解を助けたり深めたりするために必要に応じて演習やレポートを適宜実施し,その理解度・習得度を確認しながら授業を進め,全員が授業内容を理解できるよう配慮する。
注意点:
・特になし。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地域防災学に関するイントロダクション
ガイダンス
地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
2週 コミュニケーショントレーニング 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
3週 リーダーシップ  地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
4週 ため池防災 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
5週 1.17から3.11地震の実際 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
6週 建築紛争と法地盤工学 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
7週 グループワーク 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
8週 避難所とボランティア活動 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
2ndQ
9週 中間レポート 地域防災における自助の基礎知識が説明できる。
10週 組織マネジメント,防災士 地域防災における共助の基礎知識が説明できる。
11週 PCa二次製品を用いた防災設備 地域防災における共助の基礎知識が説明できる。
12週 ICTと危機管理 地域防災における公助の基礎知識が説明できる。
13週 防災教育 地域防災における公助の基礎知識が説明できる。
14週 地域コミュニティ再生
メディア情報
地域防災における公助の基礎知識が説明できる。
15週 定期試験 地域防災における共助の基礎知識が説明できる。
地域防災における公助の基礎知識が説明できる。
16週 試験返却 地域防災における共助の基礎知識が説明できる。
地域防災における公助の基礎知識が説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野地盤圧密沈下の計算を説明できる。4前4,前6,前9,前11,前15,前16
有効応力の原理を説明できる。4前4,前6,前9,前11,前15,前16
斜面の安定計算手法を説明でき、安全率等の算定に適用できる。4前4,前6,前9,前11,前15,前16
飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。4前4,前5,前6,前9,前11,前15,前16
地盤改良工法や液状化対策工法について、説明できる。4前4,前5,前6,前9,前11,前15,前16
地盤調査の分類と内容について、説明できる。4前4,前5,前6,前9,前11,前12,前13,前15,前16
計画緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。4前4,前5,前6,前9,前11,前13,前14,前15,前16
都市の防災構造化を説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
自助の基礎知識314000035
共助の基礎知識323000035
公助の基礎知識273000030