保健・体育Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 保健・体育Ⅰ
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 _一般教育科(詫間) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 教科書「アクティブスポーツ」(総合版) 大修館書店,教科書「現代保健」(改訂版) 大修館書店
担当教員 有馬 弘智

到達目標

1.様々なスポーツの運動理論およびその種目のルールを理解し、(審判として)試合を運営できるようにする。
2.基礎技術を習得し、それらのスポーツを実践できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ルールについて説明ができ、審判として試合の運営ができる。ルールについて理解できている。ルールについて理解ができない、試合の審判ができない。
評価項目2習得した技術を生かし、考えながらプレイできる。履修予定種目の基礎技術を習得できている。基礎技術の習得ができていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
いろんなスポーツを体験し技術や理論を理解するとともに、保健の知識を身につけ、スポーツの必要性を理解する。
授業の進め方・方法:
個人種目については、各種目の理論を説明した上で基礎技術の実践を行い、修得できるようにする。
団体種目については、個人の基礎技術を修得した上で各種目の運動理論を理解する。
各種目のルール説明を行い、試合を行うことで、それらの種目をスムーズに運営できるようにする。
注意点:
悪天候により授業内容の変更があるため、常に屋外・屋内どちらでもできるよう準備する。
授業参加には、運動に望ましい服装およびシューズの準備、ケガ予防の観点から装飾品を着用しない等の要件を満たすことが必須である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・年間授業の概要説明
・集団行動
・私たちの健康
体育授業の目的・取り組む姿勢を理解する。整列隊形や隊形変更など集団での行動を身につける。
自分の健康について考える。
2週 ・スポーツテスト
・生活習慣病・喫煙と飲酒
個人の運動能力を把握し,運動能力の向上を目指す。
生活習慣病・喫煙と飲酒の影響を理解する。
3週 ・スポーツテスト
・薬物乱用と健康
個人の運動能力を把握し,運動能力の向上を目指す。
薬物の健康被害や対策を考える。
4週 ・スポーツテスト
・【ソフトボール】基礎練習(1)
・感染症予防
個人の運動能力を把握し,運動能力の向上を目指す。
感染症の予防について考える。
5週 ・基礎練習(2)
・ルール説明
・性感染症について
ソフトボールの基礎技術習得する。ルールを理解する。
性感染症について考える。
6週 ・基礎練習(3)
・心身とストレス
ソフトボールの基礎技術習得する。
ストレスと心身の健康を考える。
7週 ・チーム練習
・交通事故の現状
チームとしての役割を理解する。
交通事故から身を守る。
8週 ・試合(1)
・思春期の健康
基礎技術を試合の中で発揮する。試合を運営する。
思春期のこころと身体の変化を理解する。
2ndQ
9週 ・試合(2)
・結婚生活と健康
基礎技術を試合の中で発揮する。試合を運営する。
結婚の意義について考える。
10週 ・試合(3)
・加齢と健康
基礎技術を試合の中で発揮する。試合を運営する。
加齢に伴う心身の変化を理化する。
11週 ・実技試験
・保健制度と保健サービス
基礎技術を発揮する。
保健行政のしくみを理解する。
12週 ・【水泳】基礎練習
・大気汚染と健康
水に慣れ,競泳種目を理解する。
大気汚染の現状と健康問題を理解する。
13週 ・記録測定
・土壌汚染と健康
個人の能力を発揮する。
土壌汚染にかかる健康への影響を理解する。
14週 ・体育祭(1)
・環境衛生活動
個々の運動能力を発揮するとともに、他の学生と協調しながら積極的にスポーツに取り組む姿勢を養う。
環境衛生活動のしくみと働きを理解する。
15週 ・体育祭(2)
・働くことと健康
個々の運動能力を発揮するとともに、他の学生と協調しながら積極的にスポーツに取り組む姿勢を養う。
職業病と健康、健康診断について理解する。
16週 体育祭(3) 個々の運動能力を発揮するとともに、他の学生と協調しながら積極的にスポーツに取り組む姿勢を養う。
後期
3rdQ
1週 【鉄棒】基礎練習(1)
【ソフトバレー】基礎練習(1)
技のメカニズムを理解し基礎技術習得する。
2週 【鉄棒】基礎練習(2)
【ソフトバレー】基礎練習(2)
技のメカニズムを理解し基礎技術習得する。
3週 【鉄棒】基礎練習(3)
【ソフトバレー】ルール説明
技のメカニズムを理解し基礎技術習得する。ルールを理解する。
4週 【鉄棒】基礎練習(4)
【ソフトバレー】試合(1)
技のメカニズムを理解し基礎技術習得する。
試合を運営する。
5週 【鉄棒】基礎練習(5)
【ソフトバレー】試合(2)
技のメカニズムを理解し基礎技術習得する。
試合を運営する。
6週 【鉄棒】基礎練習(6)
【ソフトバレー】試合(3)
技のメカニズムを理解し基礎技術習得する。
試合を運営する。
7週 【鉄棒】実技試験
【ソフトバレー】実技試験
基礎技術を発揮する。
8週 【バスケットボール】
基礎練習(1)
バスケットボールの基礎技術習得する。
4thQ
9週 基礎練習(2) バスケットボールの基礎技術習得する。
10週 基礎練習(3)
ルール説明
バスケットボールの基礎技術習得する。ルールを理解する。
11週 チーム練習
チームとしての役割を理解する。
12週 試合(1) 基礎技術を試合の中で発揮する。試合を運営する。
13週 試合(2) 基礎技術を試合の中で発揮する。試合を運営する。
14週 試合(3) 基礎技術を試合の中で発揮する。試合を運営する。
15週 実技試験
基礎技術を発揮する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。2
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。2
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。2
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60004000100
基礎的能力60004000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000