日本語

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 日本語
科目番号 0062 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 _一般教育科(詫間) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリント等配布
担当教員 須賀 淳子

到達目標

日本の文化・習慣・歴史などに触れ,日本への理解を深める。「読む・書く・聞く・話す」の言語活動を通して日本語の総合力を高める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の文化・習慣・歴史などに触れ,日本への理解が極めて深くなっている。日本の文化・習慣・歴史などに触れ,日本への理解を深くなった。日本の文化・習慣・歴史などに触れたが,日本への理解ができていない。
評価項目2「読む・書く・聞く・話す」の言語活動を通して日本語の総合力が極めて高まっている。「読む・書く・聞く・話す」の言語活動を通して日本語の総合力が高くなった。「読む・書く・聞く・話す」の言語活動を通して日本語の総合力が伸びていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本の文化・習慣・歴史などに触れ,日本への理解を深める。「読む・書く・聞く・話す」の言語活動を通して日本語の総合力を高める。
授業の進め方・方法:
1000字程度の長文を読み,大意の把握,朗読習熟につとめる。難解な漢字の読み方と,日常使用する漢字の書き方を練習する。日本語でのコミュニケーションのあり方を実践する。
注意点:
個人の日本語能力に合わせてコミュニケーション能力を伸ばす。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス説明・論述「私の家族」 日本語で考えや思いを伝える。
2週 「日本の姿」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
3週 「旅に出かけよう」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
4週 論述「日本の生活で不思議に思うこと」 日本語で考えや思いを伝える。
5週 漢字練習 漢字を学ぶ。
6週 「コミュニケ-ション・スタイル」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
7週 「日本に伝わる不思議な話」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
8週 「日本語の発達」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
2ndQ
9週 漢字練習 漢字を学ぶ。
10週 論述「日本人の不思議な習慣」 日本語で考えや思いを伝える。
11週 「社内文書」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
12週 漢字練習 漢字を学ぶ。
13週 論述「私のお国自慢」 日本語で考えや思いを伝える。
14週 「日本式ビジネス交渉術」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
15週 漢字練習 漢字を学ぶ。
16週 テスト返却と解説 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
後期
3rdQ
1週 論述「日本の生活で困ったこと」 日本語で考えや思いを伝える。
2週 「日本の昔話1」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
3週 「日本の昔話2」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
4週 漢字練習 漢字を学ぶ。
5週 「日本の伝統行事1春」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
6週 「日本の伝統行事2夏」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
7週 「日本の伝統行事3秋」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
8週 「日本の伝統行事4冬」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
4thQ
9週 「日本の冠婚葬祭1」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
10週 「日本の冠婚葬祭2」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
11週 漢字練習 漢字を学ぶ。
12週 「日本事情1」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
13週 「日本事情2」 日本語文章を読解し,習慣や考えを学ぶ。
14週 漢字練習 漢字を学ぶ。
15週 論述まとめ 日本語で考えや思いを伝える。
16週 テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。2
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。2
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。2
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。2
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。2
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。2
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。2
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。2
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。2
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。2
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。2
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。2
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。2
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000