1. 指数関数と対数関数
2. 複素数と方程式
3. ベクトルの性質と図形への応用
概要:
この科目では,次のことを学習する:
1.指数関数と対数関数について,指数を実数へ拡張して指数法則による式の計算,対数の定義と式の計算,対数関数とグラフの利用について学習する。
2.複素数と方程式について,まず二項定理を学習し,整式と除法と因数定理を利用した高次方程式の解法,等式と不等式の証明について学習する。
3.ベクトルの性質と図形への応用について,平面ベクトルの初歩,ベクトルの演算,ベクトルの成分,ベクトルの内積,それらの利用について学習する。
3.ベクトルの性質と図形への応用
授業の進め方・方法:
授業は教科書を中心教材として,講義と演習をおりまぜて行う。適宜レポートなど提出課題を課すことがある。
注意点:
進度が速いので,予習復習は必須である。とくに,授業時間内でなくてもできる計算練習には,授業時間外に各自で取り組むことを要する。オフィスアワーは火曜日
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | 前9,前10 |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | 後1,後2 |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | 前11 |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | 前6 |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | 前13 |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | 前12 |
1元連立1次不等式を解くことができる。 | 2 | |
基本的な2次不等式を解くことができる。 | 2 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 3 | 前14 |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 3 | 後3 |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | 前13 |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 3 | 後6 |
恒等式と方程式の違いを区別できる。 | 3 | 後4 |
関数のグラフと座標軸との共有点を求めることができる。 | 2 | |
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | 前6 |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 3 | 前1,前2 |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 前3 |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 前4 |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | 前5 |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 前6 |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 前6 |
通る点や傾きから直線の方程式を求めることができる。 | 2 | |
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。 | 3 | 前7 |
ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。 | 3 | 前6,後9,後10 |
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。 | 3 | 後11,後12 |
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。 | 3 | 後13,後14 |
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。 | 3 | 後13,後14 |