キャリアアップにつなげるための基礎的な学習・体験を通じて、社会性・人間性を育てると共に,将来の進路設計の具体化ならびに職業観・勤労観を養い育てる。
概要:
キャリアアップにつなげるための基礎的な学習・体験を通じて、社会性・人間性を育てると共に,将来の進路設計の具体化ならびに職業観・勤労観を養い育てる。
授業の進め方・方法:
1学年から3学年の各学年において,年間10単位時間を当て,キャリア発達支援に関する講義・実習などの授業を受ける。年度初めに実施する項目を提示する。
注意点:
評価は合否とし,100点法では評価しない。出席状況,レポート提出状況をみて総合的に判定する。1学年から3学年までの3年間におけるレポート提出が3分の2に満たない場合は,不合格とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
高専1年生の心構え |
自己とは何かを考えることができる。E6:1
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2週 |
スケジュール管理とは |
高専生活への適応を図ることができる。E1:1
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3週 |
高専生の進路 |
自らの進路決定の準備。高専生の進路について知っている。D3:1
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4週 |
ビジメスマナーとは,挨拶の大切さとは |
マナーを知り,挨拶ができる。
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5週 |
身だしなみの基本とは |
マナーを知り,挨拶ができる。
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6週 |
社会人としての言葉づかいとは,よく使う敬語 |
マナーを知り,挨拶ができる。
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7週 |
学生と社会人(職業人)の違いとは |
企業が求める人材は,知的能力,eQの高い人,コンピテンシーの高い人であることを知っている。D3:1
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8週 |
働くとは(働く意味を考え直そう) |
働くことの意味とすばらしさを考えることができる。A1:1,A2:2
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2ndQ |
9週 |
仕事とは |
働くことの意味とすばらしさを考えることができる。A1:1,A2:2
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10週 |
コミュニケーション、非言語コミュニケーショ ンとは
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企業が求める人材は,知的能力,eQの高い人,コンピテンシーの高い人であることを知っている。D3:1
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11週 |
人間関係の基本とは |
自立心を育てることができる。自分と他人との関係を考えることができる。E6:2,F3:2
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12週 |
自分を知る,相手を知るとは |
自然,人間,社会について考えることができる。
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13週 |
チームワークとは |
自然,人間,社会について考えることができる。
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14週 |
効果的なコミュニケーションとは |
自分と他人との関係を考えることができる。
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15週 |
科学的仕事とは |
自らの進路決定の準備。高専生の進路について具体的に理解できる。技術者として働くことの意味を考えることができる。A1:1-2,E1:2
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16週 |
時間管理の基本スキルとは |
知的能力,eQ,コンピテンシーについて理解できている。D3:1
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後期 |
3rdQ |
1週 |
コミュニケーションの方法とは |
知的能力,eQ,コンピテンシーについて理解できている。D3:1
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2週 |
ファイリングの仕事とは |
知的能力,eQ,コンピテンシーについて理解できている。D3:1
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3週 |
リーダーシップとは |
知的能力,eQ,コンピテンシーについて理解できている。D3:1
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4週 |
リーダーシップとフォロアーシップとは |
知的能力,eQ,コンピテンシーについて理解できている。D3:1
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5週 |
正解のない社会とは |
自己を見つめることができる。社会と自分との関わりを自覚することができる。F3:3
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6週 |
組織とは |
社会と自分との関わりを自覚することができる。F3:3
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7週 |
企業とは |
社会と自分との関わりを自覚することができる。F3:3
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8週 |
企業の目的とは |
社会と自分との関わりを自覚することができる。現代社会の様々な問題に目を向けることができる。F3:3
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4thQ |
9週 |
利益追求活動とコストとは |
現代社会の様々な問題に目を向けることができる。
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10週 |
企業の社会的責任(CSR)とは |
現代社会の様々な問題に目を向けることができる。
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11週 |
職業倫理とは |
自分の進路を考えることができる。技術者として働くことの意義を考えることができる。E1:2,A1:1-2,A2:2
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12週 |
新入社員の役割とは |
自分の進路を考えることができる。技術者として働くことの意義を考えることができる。E1:2,A1:1-2,A2:2
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13週 |
自己啓発のすすめとは |
知的能力,感情能力,コンピテンシーを高める努力をすることができる。E6:1
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14週 |
高学年に向けての心構え |
知的能力,感情能力,コンピテンシーを高める努力をすることができる。E6:1
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15週 |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | 前2,前16 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 前13 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 後3 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 後3,後4 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 後3,後4 |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | 前3 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | 前7 |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | 前8 |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | 前14,後5 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | 後7 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | 後6 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | 後7 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 後10 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 後6,後7 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | 後10 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 後8 |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | 後12 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | 後9,後10 |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | |