自然特論

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 自然特論
科目番号 1050 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 力学の考え方(砂川重信著) 岩波書店、量子力学の考え方 (砂川重信著) 岩波書店
担当教員 高江洲 義太郎

到達目標

微分方程式を用いたニュートン力学と量子論の初歩について学ぶ。微分方程式によるニュートン力学と量子論を通して自然界の構成についての理解を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ニュートン力学を微分方程式に即して理解し、計算ができる。ニュートン力学を微分方程式に即して理解する。ニュートン力学を微分方程式に即して理解していない。
評価項目2量子力学の基本的な考えを理解し、計算ができる。量子力学の基本的な考えを理解している。量子力学の基本的な考えを理解していない。
評価項目3簡単なシュレーディンガー方程式が解ける。簡単なシュレーディンガー方程式が解ける。簡単なシュレーディンガー方程式が解けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
微分方程式を用いたニュートン力学と量子論の初歩について学ぶ。微分方程式によるニュートン力学と量子論を通して自然界の構成についての理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義により基本的な事柄を説明する。レポート課題を課す。
注意点:
オフィスアワーは水曜日の昼休みとする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 微分方程式によるニュートン力学 平面内を移動する質点の運動を、位置ベクトルの変化として理解している。座標を時間で微分し、速度や加速度を求めることができる。ニュートン力学を微分方程式に即して理解する。D1:1-3
2週 保存量とは何か 保存量の考え方を理解する。D1:1-3
3週 量子論とは何か、光の粒子性、粒子の波動性 量子力学の基本的な考えを理解する。波動性と粒子性について理解する。D1:1-3
4週 波動力学 波動性と粒子性について理解する。D1:1-3
5週 シュレーディンガー方程式 シュレーディンガー方程式の導出を理解する。D1:1-3
6週 確率解釈、演算子と物理量 量子力学において物理量がどのように与えられるか理解する。D1:1-3
7週 一次元ポテンシャルとシュレーディンガー方程式 簡単なシュレーディンガー方程式が解けるようになる。D1:1-3
8週 期末試験 量子力学において物理量がどのように与えられるか理解する。簡単なシュレーディンガー方程式が解けるようになる。D1:1-3
2ndQ
9週 答案返却・解説 量子力学において物理量がどのように与えられるか理解する。簡単なシュレーディンガー方程式が解けるようになる。D1:1-3
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。2前1
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。2前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000