情報処理Ⅲ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理Ⅲ
科目番号 2025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 富永和人・権藤克彦 著 「例解UNIX/Linuxプログラミング教室」 オーム社 / プリント
担当教員 粂川 一也

到達目標

1. システムプログラミングの位置づけを説明できる。
2. ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。
3. プロセスについて理解し,プログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1システムプログラミングの位置づけを説明できる。システムプログラミングの位置づけを理解している。システムプログラミングの位置づけを理解していない。
評価項目2ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。ファイル入出力について理解している。ファイル入出力について理解していない。
評価項目3プロセスについて理解し,プログラムを作成できる。プロセスについて理解している。プロセスについて理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
UNIXオペレーティングシステムのカーネルが提供する主要機能であるプロセス管理,ファイルシステムについて,C言語によるプログラミング演習を通じて実感しながら学習する。どのシステムコールを使えばどのようにカーネルの機能を利用できるのかを学ぶことを目標とする。
授業の進め方・方法:
各学習項目の学習内容を解説し,関連するシステムコールとそれを利用したプログラム例を説明した後,教科書の演習問題のプログラムを入力し実行する。
注意点:
オフィスアワー:毎月曜日放課後~17:00

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 UNIXコマンド UNIXの基本的なコマンドを知る。 D2:1
2週 シェル UNIXの基本的なコマンドを知る。 D2:1
3週 簡単なスクリプトプログラミング UNIXの基本的なコマンドを知る。 D2:1
4週 システムプログラミング システムプログラミングの位置づけを説明できる。 D2:3
5週 C言語の復習(1) C言語を用いてプログラムを作成することができる。D2:2
6週 C言語の復習(2) C言語を用いてプログラムを作成することができる。D2:2
7週 C言語の復習(3) C言語を用いてプログラムを作成することができる。D2:2
8週 C言語の復習(4) C言語を用いてプログラムを作成することができる。D2:2
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験問題の解答,C言語の復習(5) C言語を用いてプログラムを作成することができる。D2:2
11週 C言語の復習(6) C言語を用いてプログラムを作成することができる。D2:2
12週 低水準入力(1) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
13週 低水準入力(2) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
14週 低水準入力(3) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
15週 低水準入力(4) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
16週 試験問題の解答
後期
3rdQ
1週 標準入出力ライブラリ(1) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
2週 標準入出力ライブラリ(2) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
3週 標準入出力ライブラリ(3) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
4週 標準入出力ライブラリ(4) ファイル入出力について理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
5週 プロセス(1) プロセスについて理解し,プログラムを作成できる。D2:2
6週 プロセス(2) プロセスについて理解し,プログラムを作成できる。D2:2
7週 プロセス(3) プロセスについて理解し,プログラムを作成できる。D2:2
8週 プロセス(4) プロセスについて理解し,プログラムを作成できる。D2:2
4thQ
9週 後期中間試験
10週 後期中間試験の解答,ファイルシステム(1) ファイルシステムについて理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
11週 ファイルシステム(2) ファイルシステムについて理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
12週 ファイルシステム(3) ファイルシステムについて理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
13週 ファイルシステム(4) ファイルシステムについて理解し,プログラムを作成できる。 D2:2
14週 ファイル記述子のコピーとパイプ(1) ファイル記述子のコピーとパイプについて理解し,プログラムを作成できる。D2:2
15週 ファイル記述子のコピーとパイプ(2) ファイル記述子のコピーとパイプについて理解し,プログラムを作成できる。D2:2
16週 試験問題の解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000