到達目標
ICT 技術の発展により,インターネットは日常的なものとなり,その利便性を享受している。しかしその一方でインターネットには脅威があり,適切な対策を行なわなければ被害にあう。本講義では,インターネット時代においても安心・安全を保つためのセキュリティ技術について理解することを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | TCP/IPを説明できる。 | TCP/IPを知っている。 | TCP/IPを知らない。 |
評価項目2 | TCP/IPを説明できる。 | アプリケーション層における各種プロトコルを説明できる。 | アプリケーション層における各種プロトコルを知っている。 |
評価項目3 | アプリケーション層における各種プロトコルを知らない。 | アプリケーション層における各種プロトコルを説明できる。 | サイバーセキュリティの現状や対策を説明できる。 |
| サイバーセキュリティの現状や対策を知っている。 | サイバーセキュリティの現状や対策を知らない。 | サイバーセキュリティの現状や対策を説明できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では,インターネット時代においても安心・安全を保つためのセキュリティ技術について理解する。
この科目は,実務経験(大学情報基盤センター(ネットワークセキュリティ専門)を有している,外部招聘した専門家講師が,5年生を対象に,夏季休業中,特定期間に集中して,講義・実習形式で授業を行う科目である。
授業の進め方・方法:
情報セキュリティ技術についての講義を行う。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
インターネットの仕組み |
インターネットの基礎技術について理解する。D2:1
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2週 |
〃 |
〃
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3週 |
TCP/IP |
TCP/IP について理解する。D2:1,3
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4週 |
〃 |
〃
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5週 |
OSI 参照モデル |
階層化について理解する。D2:1,3
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6週 |
〃 |
〃
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7週 |
アプリケーション |
アプリケーション層における各種プロトコル(DNS,HTTP,SMTP, IMAP)などについて紹介する。
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8週 |
〃 |
〃
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2ndQ |
9週 |
情報セキュリティ基礎 |
情報セキュリティの基礎概念について理解する。D2:1
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10週 |
〃 |
〃
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11週 |
共通鍵暗号 |
共通鍵暗号について,その原理や特徴について理解する。
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12週 |
〃 |
〃
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13週 |
公開鍵暗号 |
公開鍵暗号について,RSA 暗号の仕組みを紹介し理解する。
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14週 |
〃 |
〃
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15週 |
公開鍵暗号 |
〃
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
公開鍵暗号 |
〃
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2週 |
トンネリング, VPN |
カプセル化によるトンネリングの仕組みを理解する。D2:1,3
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3週 |
〃 |
〃
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4週 |
PKI |
公開鍵基盤PKI について紹介する。D2:1,3
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5週 |
〃 |
〃
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6週 |
サイバーセキュリティ |
マルウェアやDDOS 攻撃などを紹介し,サイバーセキュリティの現状や対策について理解する。
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7週 |
〃 |
〃
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8週 |
サイバーセキュリティ |
〃
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4thQ |
9週 |
〃 |
〃
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10週 |
サーバの脆弱性 |
XSS やSQL インジェクションなどWEB サーバ側で発生する脆弱性について紹介する。
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11週 |
〃 |
〃
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12週 |
ネットワークのセキュリティ |
FIREWALL やIDS などネットワークにおけるセキュリティ試験 対策について紹介する。
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13週 |
〃 |
〃
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14週 |
試験 |
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15週 |
試験問題の解答 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 35 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |