到達目標
電子デバイスの特性を理解した上で,通信工学において重要となる増幅,発振の基礎原理を習得し,それを応用する能力を養う.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各種条件下で動作点を考察できる | 静特性を用いた動作点が導出できる | 静特性を用いた動作点が導出できない |
評価項目2 | 実際の回路での違いを説明できる | 理想的条件下における回路動作を説明できる | 理想的条件下における回路動作を説明できない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
3年生で理解した基礎知識とともに増幅,発振,電源回路について解説する。また,第2級陸上無線技術士の資格試験の受験にも対応できるようにする。
授業の進め方・方法:
教科書にそった講義を行う。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,実力試験,3年の復習 |
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2週 |
3年の復習,負帰還増幅回路の基礎 |
負帰還の動作および特性を理解する。
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3週 |
エミッタ抵抗による負帰還 |
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4週 |
エミッタ抵抗による負帰還,2段増幅の負帰還 |
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5週 |
エミッタフォロア |
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6週 |
演算増幅回路の基礎,同相増幅回路 |
演算増幅器の基本動作・特性を理解する。
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7週 |
逆相増幅回路,バッファアンプ |
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
A級電力増幅回路の基礎 |
電力増幅回路の考え方や特性を理解する。
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10週 |
A級電力増幅回路 |
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11週 |
A級電力増幅回路 |
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12週 |
A級電力増幅回路 |
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13週 |
B級プッシュプル回路の基礎 |
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14週 |
B級プッシュプル回路 |
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15週 |
B級プッシュプル回路 |
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16週 |
答案返却と解答 発振回路 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
中間周波増幅回路,IFT,LCR並列同調 |
高周波増幅回路の基本動作・特性を理解する。
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2週 |
帯域幅,回路のQ |
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3週 |
LC発振回路 |
発振回路の動作,発振の原理および回路の構成方法を理解する。
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4週 |
LC発振回路 |
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5週 |
RC発振回路 |
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6週 |
RC発振回路 |
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7週 |
水晶発振回路 |
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
答案返却と解答 微分回路と積分回路 |
微分回路や積分回路を理解する。
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10週 |
微分回路と積分回路 |
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11週 |
波形整形回路 |
パルス回路におけるトランジスタやダイオードの動作を理解する。
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12週 |
非安定マルチバイブレータ |
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13週 |
整流回路 |
電源の整流方式や基本特性を理解する。
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14週 |
平滑回路 |
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15週 |
安定回路 |
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16週 |
答案返却と解答 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系 | 電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 3 | |
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |