通信法Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 通信法Ⅰ
科目番号 0075 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 安達啓一著「電波法大綱」電気通信振興会
担当教員 一色 弘三,横内 孝史

到達目標

1.電波の利用には法による規制が必要であることを理解する。
2.無線局及び無線従事者の免許制度を理解する。
3.電波を有効利用するために、技術的条件を定めることの必要性を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電波の特質や利用分野を認識し,電波の利用には法による規制が必要であることを理解できる。電波の利用には法による規制が必要であることを理解できる。電波の利用には法による規制が必要であることを理解できない。
評価項目2電波の特質や利用分野を認識し,電波利用の秩序を維持するために,無線局及び無線従事者の免許制度が必要であることを理解できる。電波利用の秩序を維持するために,無線局及び無線従事者の免許制度が必要であることを理解できる。無線局及び無線従事者の免許制度が必要であることを理解できない。
評価項目3電波の特質や利用分野を認識し,電波を有効利用するために、技術的条件を定めることの必要性を理解できる。電波を有効利用するために、技術的条件を定めることの必要性を理解できる。電波を有効利用するために、技術的条件を定めることの必要性を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
我が国の電波利用に関する基準を定めた法律である電波法を正しく理解し,これから社会で活動する学生に必要な知識・能力を養うことを目標とする。併せて無線従事者国家試験受験のため,必要な学力を身につける。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って進める。電波法のしくみを理解するうえで必要と思われる事項を中心に講義を行い,さらに無線従事者国家試験受験のための演習問題を取り入れる。重要な事項はレポートとして課し,成績評価に取り入れる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電波関係法令の体系 法令用語の定義や電波関係法令の概要を理解する。
2週 電波法の概要 電波法の目的を理解する。
3週 電波法の概要 条約との関係を理解する。
4週 無線局の免許制度 無線局の開設が免許制度であることを理解する。
5週 免許手続 免許の申請、有効期間及び再免許等の手続を理解する。
6週 免許手続 免許内容の変更手続を理解する。
7週 無線従事者 無線従事者の免許制度と操作範囲を理解する。
8週 中間試験 中間試験
2ndQ
9週 答案返却・解説 答案返却・解説
10週 無線局の運用 無線局運用の基本原則を理解する。
11週 無線局の運用 電波を能率的に利用するには運用の方法(通信方法)が大切であることを理解する。
12週 無線設備 送信設備から発射される電波の質の重要性を理解する。
13週 無線設備 電波を有効利用するために必要な技術的条件を理解する。
14週 監督等 検査・報告等の重要性を理解する。
15週 期末試験 期末試験
16週 答案返却・解説 答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力0000000
専門的能力90000010100
分野横断的能力0000000