無線工学演習

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 無線工学演習
科目番号 0077 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:無線従事者国家試験問題解答集 二陸技 電気通信振興会
担当教員 真鍋 克也,小野 安季良

到達目標

1.第2級陸上無線技術士の国家試験既出問題が解ける。(無線工学A)
2.第2級陸上無線技術士の国家試験既出問題が解ける。(無線工学B)

3.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
第2級陸上無線技術士の国家試験既出問題が解ける。 国家試験既出問題が解ける。国家試験既出問題を解説を見て理解できる。国家試験既出問題を解説を見ても理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2級陸上無線技術士の資格取得のため,国家試験科目のうち無線工学Aと無線工学Bが合格できる力をつけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
無線工学Aと無線工学Bを隔週で行う。ワンポイント講義の後,小テスト形式の演習問題に取り組む。
注意点:
無線通信工学Ⅰ,電波伝送学を履修していること。
無線工学A,無線工学Bの評価をそれぞれ50点満点で評価し,無線工学演習の評価は,その合計点とする。工学Aでは,小試験の合計を50点満点で評価する。工学Bでは,毎回授業中に行う小試験の合計を50点満点で換算し評価する。無線従事者国家資格「第2級陸上無線技術士」の無線工学Aと無線工学Bに科目合格した学生は,それぞれの科目を50点満点として評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明
A1.オシロスコープ
オシロスコープに関する国家試験既出問題が解ける。
2週 B1.アンテナの基礎1 アンテナおよび電波伝搬の専門用語や現象・仕組みを知っている。
3週 A2.パルスレーダー・周波数カウンタ パルスレーダー・周波数カウンタに関する国家試験既出問題が解ける。
4週 B2.アンテナの基礎2 アンテナおよび電波伝搬の専門用語や現象・仕組みを知っている。
5週 A3.整流回路・安定化電源 整流回路・安定化電源に関する国家試験既出問題が解ける。
6週 B3.アンテナの基礎3 アンテナおよび電波伝搬の専門用語や現象・仕組みを知っている。
7週 A4.電圧変動率・二次電池・無停電電源装置 電圧変動率・二次電池・無停電電源装置に関する国家試験既出問題が解ける。
8週 B4.アンテナの実際1 アンテナの基本的な問題が解ける。
2ndQ
9週 A5.雑音・雑音指数・C/N 雑音・雑音指数・C/Nに関する国家試験既出問題が解ける。
10週 B5.アンテナの実際2 アンテナの基本的な問題が解ける。
11週 A6.パルス変調・標本化・量子化 パルス変調・標本化・量子化に関する国家試験既出問題が解ける。
12週 B6.アンテナの実際3 アンテナの基本的な問題が解ける。
13週 A7.伝送速度・符号誤り率 伝送速度・符号誤り率に関する国家試験既出問題が解ける。
14週 B7.アンテナの実際4 アンテナの基本的な問題が解ける。
15週 A8.振幅変調(DSB,SSB) 振幅変調(DSB,SSB)に関する国家試験既出問題が解ける。
16週
後期
3rdQ
1週 B8. 給電線1 給電線の専門用語や現象・仕組みを説明できる。
2週 A9.検波回路・FM波・衛星通信 検波回路・FM波・衛星通信に関する国家試験既出問題が解ける。
3週 B9.給電線2 給電線の専門用語や現象・仕組みを説明できる。
4週 A10.無線航行装置(ASR,SSR,ILS,DME) 無線航行装置(ASR,SSR,ILS,DME)に関する国家試験既出問題が解ける。
5週 B10.給電線3 給電線の専門用語や現象・仕組みを説明できる。
6週 A11.多元接続 多元接続に関する国家試験既出問題が解ける。
7週 B11.給電線・アンテナの測定1 給電線の測定の仕組みを知っている。
8週 A12.中継器・ディジタルマルチメータ 中継器・ディジタルマルチメータに関する国家試験既出問題が解ける。
4thQ
9週 B12.給電線・アンテナの測定2 アンテナの測定の仕組みを知っている。
10週 A13.相互変調・混変調・電力効率 相互変調・混変調・電力効率に関する国家試験既出問題が解ける。
11週 B13. 直前模擬試験 無線工学Bに関する国家試験既出問題が解ける。
12週 A14.国家試験直前対策模試
13週 B14.電波伝搬1 電波伝搬の応用問題を解くことができる。
14週 A15.国家試験直前対策模試
15週 B15.電波伝搬2,まとめ,成績確認 電波伝搬の応用問題を解くことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力000005050
専門的能力000005050
分野横断的能力0000000