データ通信

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 データ通信
科目番号 1083 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:オーム社 編 「電気通信主任技術者試験 必勝テキスト 伝送交換設備及び設備管理」 オーム社 / プリント
担当教員 粂川 一也

到達目標

現在,電気通信事業者によって様々なデータ通信サービスが提供されている。そのために使用される事業用電気通信設備を適切に維持していくための伝送技術,通信プロトコル,ネットワーク技術,無線通信技術,セキュリティ,電源設備,設備管理に関する知識を習得することを目標としている。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1伝送技術について具体例を上げながら説明できる伝送技術の概要について説明できる伝送技術の概要について説明できない
評価項目2TCP/IPの各層の役割について具体例を上げながら説明できるTCP/IPの各層の概要について説明できるTCP./IPの各層の概要について説明できない
評価項目3情報セキュリティ技術について具体例を上げながら説明できる情報セキュリティ技術の概要について説明できる情報セキュリティ技術の概要について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在,電気通信事業者によって様々なデータ通信サービスが提供されている。そのために使用される事業用電気通信設備を適切に維持していくための伝送技術,通信プロトコル,ネットワーク技術,無線通信技術,セキュリティ,電源設備,設備管理に関する知識を習得することを目標としている。
授業の進め方・方法:
教科書の内容を解説するとともに,理解を深めるために関連する資料を配布・提示する。教科書の練習問題と資格試験において過去に出題された問題を解くことにより理解しやすいように進める。また, Web上の資料を演習室のパソコンを使って閲覧することにより知識を広める。
注意点:
特になし。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 伝送技術(2) 伝送技術について理解する。 d2:1,2
2週 光ファイバ伝送,SDH(2)
3週 イーサネット,アクセス回線(2)
4週 情報原符号化(2)
5週 TCP/IP(2) インターネットの概念を説明できる。 d2:3
6週 ルーティングプロトコル(2) TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 d2:3
7週 アプリケーション層のプロトコル(2)
8週 IP電話,IPTV(2)
2ndQ
9週 電話網(2) ネットワーク技術について理解する。 d2:1,2
10週 パケット通信網とネットワーク管理(2)
11週 無線LANと無線PAN(2) 無線通信技術について理解する。 d2:1,2
12週 電波とアンテナ(2)
13週 移動通信(2)
14週 衛星通信 (2)
15週 試験問題の解答(1)
16週
後期
3rdQ
1週 情報セキュリティ(3) 情報セキュリティについて理解する。 d2:1,2
2週 セキュリティプロトコル (2)
3週 暗号・認証方式(2)
4週 セキュリティ設備と防衛技術(2)
5週 セキュリティ上の脅威と対策(2)
6週 発電装置,受電装置(2) 電源設備について理解する。 d2:1,2
7週 電力変換装置,UPS (2)
8週 品質管理(2)
4thQ
9週 工事管理(2)
10週 設備管理と保全(2) 設備管理について理解する。 d2:1,2
11週 信頼性評価(2)
12週 信頼性(2) 信頼性ついて理解する。 d2:1,2
13週 安全管理 (2)
14週 通信ネットワークの安全性・信頼性基準(2)
15週 答案返却・解答(2)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000