到達目標
1. 回路,通信,計算機,デバイス等の専門技術に関する基礎知識を学び,それらをデザイン,問題発見,問題解決に応用できる能力を培う。
2. 物事を論理的に考えて,文章で記述できる能力を培う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
提出期限内に報告書を提出する | 提出期限内に報告書を提出した | 提出期限内に報告書を提出した | 提出期限内に報告書を提出しなかった |
体裁(含原理・実験方法)が整った報告書を作成できる | 実験報告書として,十分な体裁が整っている | 実験報告書として,一応の体裁が整っている | 実験報告書として,体裁が整っていない |
実験データの取得及び処理が適切に行える | 実験データの取得・処理が理想的な内容で行えている | 実験データの取得・処理が適切に行えている | 実験データの取得・処理が適切に行えていない |
実験結果に対する検討・考察が適切に行える | 実験結果に対する検討・考察が理想的な内容で行えている | 実験結果に対する検討・考察が適切に行えている | 実験結果に対する検討・考察が適切に行えていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
回路,通信,コンピュータ,電子デバイス等の専門技術に関する各テーマについて設計,製作,評価を行いながら,問題発見能力や問題解決能力を培う。実験は,少人数の班に分かれて学生が主体的に行う。各テーマごとに各自が報告書を作成する。
授業の進め方・方法:
実験テーマは回路,通信,コンピュータ,電子デバイス等の幅広い分野のる9テーマがあり,それぞれ1~7週間で完結する。少人数の班に分かれ,各テーマ専属の指導教員からきめの細かい指導を受けながら学生が主体的に実験できる環境のもとで進められる。各テーマの実験が終了するごとに,各人が1通の報告書を提出期限内に提出しなければならない。報告書の提出期限は,原則として,次の「工学実験Ⅱ」の日(含予備日)の17時とする。
注意点:
全実験テーマを実施し,全レポートが提出されていることを評価の条件とする。欠課や公欠の場合は,予備日などを利用して後日必ず追実験をしなければならない。やむを得ない理由なく欠課した場合は,原則として追実験を認めず,不合格とする。評価は,各テーマごとに4時間あたり20点満点の配点で採点し,全体の合計を100点満点に換算して最終成績とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
「工学実験Ⅱ」の内容,進め方,評価方法,注意事項などを理解する
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2週 |
VHDLによる論理回路設計 |
専門技術に関する知識を説明できる
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3週 |
VHDLによる論理回路設計 |
回路の動作や素子の役割を説明できる
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4週 |
VHDLによる論理回路設計 |
設計した回路を製作できる
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5週 |
VHDLによる論理回路設計 |
波形観測や回路シミュレーション等により,回路動作を確認できる
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6週 |
VHDLによる論理回路設計 |
論理的に思考し,設計上の問題を解決できる
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7週 |
VHDLによる論理回路設計 |
設計した素子や回路を作製し,それを評価・調整することが出来る
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8週 |
予備日 |
やむを得ない事情により実施できなかった実験を実施する
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2ndQ |
9週 |
VHDLによる論理回路設計 |
設計した素子や回路を作製し,それを評価・調整することが出来る
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10週 |
スペクトラム・アナライザ |
専門技術に関する知識を説明できる
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11週 |
太陽電池の特性測定 |
波形観測や回路シミュレーション等により,回路動作を確認できる
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12週 |
航法無線機器 |
情報機器を活用して結果の処理ができる
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13週 |
発光ダイオードの特性測定 |
理論値や設計値と実測値との差異の原因を説明できる。問題を発見できる
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14週 |
予備日 |
やむを得ない事情により実施できなかった実験を実施する
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15週 |
マイクロ波機器 |
回路の動作や素子の役割を説明できる
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16週 |
注) 実際に実施する実験テーマの順番は,班ごとに異なる |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
薄膜回路の設計・製作 |
専門技術に関する知識を説明できる
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2週 |
薄膜回路の設計・製作 |
簡単な集積回路,薄膜回路が設計できる
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3週 |
薄膜回路の設計・製作 |
設計した素子や回路を作製し,それを評価・調整することが出来る
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4週 |
薄膜回路の設計・製作 |
薄膜回路の作製プロセスについて説明できる
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5週 |
ロボットの自律制御 |
専門技術に関する知識を説明できる
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6週 |
ロボットの自律制御 |
論理的に思考し,設計上の問題を解決できる
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7週 |
予備日 |
やむを得ない事情により実施できなかった実験を実施する
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8週 |
ロボットの自律制御 |
発見した問題点の解決策を,実験結果をもとに考察し具体策を提案できる。問題を解決できる
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4thQ |
9週 |
ロボットの自律制御 |
情報機器を活用して結果の処理ができる
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10週 |
通信用フィルターの設計製作 |
簡単なフィルタ回路が設計できる
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11週 |
通信用フィルターの設計製作 |
回路の動作や素子の役割を説明できる
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12週 |
通信用フィルターの設計製作 |
波形観測や回路シミュレーション等により,回路動作を確認できる
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13週 |
通信用フィルターの設計製作 |
設計した素子や回路を作製し,それを評価・調整することが出来る
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14週 |
予備日 |
やむを得ない事情により実施できなかった実験を実施する
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15週 |
予備日 |
やむを得ない事情により実施できなかった実験を実施する
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16週 |
注) 実際に実施する実験テーマの順番は,班ごとに異なる |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 報告書 | | | | | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |