回路理論

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 回路理論
科目番号 0099 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子システム工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 小郷,倉田「回路網理論」オーム社
担当教員 福永 哲也

到達目標

波形伝送における周波数解析,回路網関数,回路網の合成を学習し,交流回路や過渡現象との関係を認識し,回路網理論の考え方を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1リアクタンス2端子回路網の回路合成ができるリアクタンス2端子回路網のインピーダンス関数が導出できるリアクタンス2端子回路網のインピーダンス関数が導出できない
評価項目2リアクタンス四端子回路網の各種行列が導出できるリアクタンス四端子回路網の四端子行列が導出できるリアクタンス四端子回路網の四端子行列が導出できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
リアクタンス二端子回路網,四端子回路網について解説する.
授業の進め方・方法:
教科書を基に,例題を取り上げながら講義する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,電気回路と回路理論
2週 微分方程式とラプラス変換 ラプラス変換を用いて,単位ステップ応答を導出できる
3週 微分方程式とラプラス変換
4週 微分方程式とラプラス変換
5週 リアクタンス関数 簡単な二端子網のリアクタンス関数を導出でき,リアクタンス特性が描ける
6週 リアクタンス関数
7週 リアクタンス特性
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 答案返却と解答
フォスターの方法による回路合成
リアクタンス関数から二端子網を合成できる
10週 フォスターの方法による回路合成
11週 フォスターの方法による回路合成
12週 カウアーの方法による回路合成
13週 カウアーの方法による回路合成
14週 カウアーの方法による回路合成
15週 逆回路網と定抵抗回路網
16週 答案返却と解答
後期
3rdQ
1週 四端子網の各種行列 四端子網における各種行列の意味を理解する
2週 四端子網の各種行列
3週 影像パラメータと反復パラメータ
4週 四端子網の接続
5週 各行列の相互関係 簡単な四端子網の各種行列を導出できる
6週 基本回路の各種行列の導出
7週 基本回路の各種行列の導出
8週 後期中間試験
4thQ
9週 答案返却と解答
対称四端子回路
10週 対称四端子回路 二等分定理を理解し,それを利用できる
11週 対称四端子回路
12週 二等分定理
13週 二等分定理
14週 フィルタの基礎 簡単なフィルタ回路の特性を導出できる
15週 定K形フィルタ
16週 答案返却と解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000