情報システムⅠ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報システムⅠ
科目番号 4027 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 西沢夢路著 「基礎からのPHP」 ソフトバンク クリエーティブ
担当教員 鰆目 正志

到達目標

1.Webアプリケーションの仕組みを理解している。
2.HTML言語とPHP言語によるWebアプリケーションを作成できる。
3.PHP言語からデータベースを操作できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Webアプリケーションの仕組みを理解して、作成したホームページを公開できる。Webアプリケーションの仕組みを説明できる。Webアプリケーションの仕組みを理解していない。
評価項目2HTML言語とPHP言語を組み合せたWebアプリケーションを作成できる。HTML言語とPHP言語を組み合せたプログラムを作成できる。HTML言語とPHP言語を組み合せたプログラムが作成できない。
評価項目3PHP言語からデータベースの操作ができ、結果をWeb上に表示できる。PHP言語からデータベースの操作ができる。PHP言語からデータベースの操作ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在多くの業務システムはWebアプリケーションとして開発されることが増え、そのWebアプリはデータベースを用いて効率的にデータを保存・管理されることが多い。本講義では、 Webアプリケーションの開発に最も適したPHP言語を演習により学び、データベースなどを組み合わせたWebアプリを作成するための知識や技能を学習する。
授業の進め方・方法:
PHP言語の文法を解説し、演習を通じてPHPプログラミング技術を習得させる。また、データベースについて概説した後、データベースの操作とデータベース操作言語SQLを演習により学習する。最終的には、PHPプログラムからデータベースを利用するWebアプリケーションを作成できることを目標とする。例題プログラム演習を多用するので、それらを理解した上で各自の工夫を行い、また課題に対しては能動的に取り組んで欲しい。
注意点:
特になし。
オフィスアワー:水曜日 放課後~17:00

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Webアプリケーションの基本 Webアプリケーションの仕組みを知っている。D2:1
2週 PHP言語の基本 HTML言語とPHP言語によるWebアプリの作成を理解している。D2:1,2
3週 PHP言語の基本 PHP言語の変数、算術演算子を使ってプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
4週 PHP言語の基本 PHP言語の変数、算術演算子を使ってプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
5週 PHP言語の制御構造 PHP言語を使い、条件分岐、ループ処理のプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
6週 PHP言語の制御構造 PHP言語を使い、条件分岐、ループ処理のプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
7週 PHP言語の制御構造 PHP言語を使い、条件分岐、ループ処理のプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
8週 PHP言語の配列処理 PHP言語を使い、配列処理のプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
2ndQ
9週 PHP言語の配列処理 PHP言語を使い、配列処理のプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
10週 PHP言語の関数 PHP言語を使い、関数を用いたプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
11週 PHP言語の関数 PHP言語を使い、関数を用いたプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
12週 PHP言語の関数 PHP言語を使い、関数を用いたプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
13週 PHP言語のファイル操作 PHP言語を使い、ファイル操作のプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
14週 Webページからのデータの送信と受信 Webページから送信されたデータを受信するプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説
後期
3rdQ
1週 データベースとSQL言語 データベース管理システムによりデータベースの作成ができる。D2:1,2
2週 データベースとSQL言語 データベース管理システムによりデータベースの作成ができる。D2:1,2
3週 データベースとSQL言語 SQL言語によりデータベースのテーブル操作ができる。D2:1,2, E2:1,2
4週 データベースとSQL言語 SQL言語によりデータベースのテーブル操作ができる。D2:1,2, E2:1,2
5週 PHP言語とデータベース PHP言語によりデータベースにアクセスするプログラムが作れる。D2:1,2, E2:1,2
6週 PHP言語とデータベース PHP言語によりデータベースにアクセスするプログラムが作れる。D2:1,2, E2:1,2
7週 Cookieとセッション Cookie、セッションを使ったWebアプリが作成できる。D2:1,2, E2:1,2
8週 Cookieとセッション Cookie、セッションを使ったWebアプリが作成できる。D2:1,2, E2:1,2
4thQ
9週 グラフィックと画像処理 グラフィックスのプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
10週 グラフィックと画像処理 グラフィックスのプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
11週 PHP言語の文字列関数 文字列関数を用いたプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
12週 PHP言語のクラス クラスを用いたプログラミングができる。D2:1,2, E2:1,2
13週 Webアプリケーションの作成 PHP言語を使い、オリジナルのWebアプリが作成できる。D2:1,2, E2:1,2
14週 Webアプリケーションの作成 PHP言語を使い、オリジナルのWebアプリが作成できる。D2:1,2, E2:1,2
15週 期末試験
16週 テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。4
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。4
変数の概念を説明できる。4
データ型の概念を説明できる。4
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。4
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。4
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。4
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4
ソフトウェアアルゴリズムの概念を説明できる。4
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他演習課題合計
総合評価割合500000050100
基礎的能力00000000
専門的能力500000050100
分野横断的能力00000000