ソフトウェア設計論

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 ソフトウェア設計論
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 情報工学科(2018年度以前入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 プリント配布
担当教員 金澤 啓三,谷口 億宇

到達目標

1. C言語を用いて演習に取り組み,与えられた課題を解くプログラムを作成できる。
2. アルゴリズムを見出す論理的な思考を養う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分の力で課題を満足するプログラムを構築できる。説明を受けることにより課題を満足するプログラムを作成できる。C言語を用いてプログラミング演習ができない。
評価項目2目的を達成するためにアルゴリズムを見出すことができる。アルゴリズムの動きを理解することができる。アルゴリズムがどのような動きをするのか理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語による構造化プログラミング技法を習得させることにより,設計からデバッグまで様々なシーンで活用できるプログラミング能力を養成する。第2学年で学んだC言語の復習から始まり,C言語で難解とされるポインタの用法について重点的に講義,演習を行う。
授業の進め方・方法:
学習項目ごとに,学習内容に関連するプログラム文法やアルゴリズムを解説する。その後,学んだ知識を活用した演習課題プログラムを作成し理解を深める。プログラミング演習はLinuxのパーソナルコンピュータ上で行い,プログラミング言語にはC言語を用いる。作成したプログラムは演習レポートとして提出させる。また適宜,理解度確認のための小テストを実施する。
注意点:
定期試験70%,演習レポートと提出物を30%の比率で総合評価する。定期試験は中間試験と期末試験の平均点とし,演習レポート課題を20%,定期的に課す提出物を10%とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
C言語の復習:変数と型
2週 C言語の復習
C言語の基本的な構文を理解し,提示された数十行程度のプログラムの作成に活用できる
3週 C言語の復習 C言語の基本的な構文を理解し,提示された数十行程度のプログラムの作成に活用できる
4週 C言語の復習 C言語の基本的な構文を理解し,提示された数十行程度のプログラムの作成に活用できる
5週 C言語の復習 C言語の基本的な構文を理解し,提示された数十行程度のプログラムの作成に活用できる
6週 C言語の復習 C言語の基本的な構文を理解し,提示された数十行程度のプログラムの作成に活用できる
7週 変数とアドレス,変数の大きさ 宣言によって変数がメモリにどのように割り当てられるのかを理解する
8週 記憶クラスとメモリマップ
前期中間試験
宣言によって変数がメモリにどのように割り当てられるのかを理解する
2ndQ
9週 ポインタ演算 ポインタの動作を理解し,提示された演習課題をポインタを利用してプログラミングできる
10週 ポインタ演算 ポインタの動作を理解し,提示された演習課題をポインタを利用してプログラミングできる
11週 配列とポインタ ポインタの動作を理解し,提示された演習課題をポインタを利用してプログラミングできる
12週 配列とポインタ ポインタの動作を理解し,提示された演習課題をポインタを利用してプログラミングできる
13週 メモリの動的確保 動的なメモリの確保・解放を理解し,提示された演習課題をプログラミングできる
14週 メモリの動的確保 動的なメモリの確保・解放を理解し,提示された演習課題をプログラミングできる
15週 関数とポインタ 関数の構築にポインタを用いて,演習課題に活用できる
16週 成績確認,授業評価アンケート
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポートその他合計
総合評価割合70300100
基礎的能力2010030
専門的能力5020070
分野横断的能力0000