文学作品講読

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 文学作品講読
科目番号 7003 科目区分 教養 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(機械工学コース)(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ブリント配布
担当教員 野口 尚志

到達目標

1. 日本近代文学作品を読み,その発想の仕方や,背景にある社会・文化とともに作品内容をとらえ,作家名や事項を記述できる。
2. 作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち,論述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 日本近代文学作品を時代順に読み,その発想の仕方や,背景にある社会・文化とともに文学史をとらえ,作家名や事項を記述できる。 日本近代文学作品を時代順に読み,作家名や事項を記述できる。 日本近代文学作品を時代順に読み,作家名や事項を記述することができない。
評価項目2作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち,客観的・論理的に論述できる。 作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち,論述できる。 作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち,論述することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本近代文学作品を読み,文学理論として普及している方法を学びながら実際に作品を読み解く。
近代以降の文学者の思考と照らし合わせながら、現代を生きる我々が直面している課題との接点を見出し,意見として述べることができるようになってほしい。
ひいては,自分の課題や社会問題を分析的に見るための方法として身に着けることも視野に入れたい。
授業の進め方・方法:
・作品に基づいた講義を中心に進めるが、作品についての討論も行う。
・事前学習:作品を中心にプリントを配布するので,次回の授業までに必ず読み、作品についての見解を用意してくること。
・事後学習:作品についてのリアクションペーパーの提出を求める。
・講義以外に,レポート,ショートペーパーの提出を求めることがある。
注意点:
・本科目の単位は高等専門学校設置基準第17条4項により認定される。1単位当たり45時間の学修により単位認定を行う。
・オフィスアワーは月曜日放課後とする。
・最終成績は,提出物30%,試験70%として2回の試験の平均点を最終成績とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 全体ガイダンス
近代文学の作品を読む
文学作品の読み方に方法論があることを理解する。
2週 近代文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
3週 近代文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
4週 近代文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
5週 近代文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
6週 近代文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
7週 近代文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
8週 レポート作成
2ndQ
9週 試験返却
戦後文学の作品を読む
作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
10週 戦後文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
11週 戦後文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
12週 戦後文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
13週 戦後文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
14週 戦後文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
15週 戦後文学の作品を読む 作品を読んで提示されている問題をとらえ、意見を述べることができる。
16週 レポート作成

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

レポート提出合計
総合評価割合7030100
評価項目170070
評価項目203030