集積回路

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 集積回路
科目番号 7206 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(電気情報工学コース)(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 設計のための基礎電子回路 森北出版 著者:辻正敏,プリント
担当教員 辻 正敏

到達目標

本科で学んだ電子回路の知識を基にアナログ集積回路の代表的な回路について学ぶ。 IC内部の回路(オペアンプ,コンパレータ)を理解できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 カレントミラー回路,能動負荷集積回路の特徴やカレントミラー回路,能動負荷を設計することができる。集積回路の特徴やカレントミラー回路,能動負荷を理解することができる。集積回路の特徴やカレントミラー回路,能動負荷を理解することができない。
評価項目2 作動増幅回路作動増幅回路を設計することができる。作動増幅回路を理解することができる。作動増幅回路を理解することができない。
評価項目3 オペアンプ回路,コンパレータ回路オペアンプやコンパレータの回路を設計することができる。オペアンプやコンパレータの回路を理解することができる。オペアンプやコンパレータの回路を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 B-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
演習問題を解きながら,集積回路特有の回路(カレントミラー回路,能動負荷回路,作動増幅回路)を学習する。コンパレータやオペアンプ内部回路を学び,それより設計現場で発生するトラブル事例の原因を学ぶ。
この科目は企業等において設計等の実務経験のある教員により最新の設計技術の内容を含んだ授業内容で講義形式で実施される。
授業の進め方・方法:
プリントを配布し,問題を解きながら集積回路を学ぶ。
注意点:
電子回路Ⅰ,電子回路Ⅱで学習した知識を必要とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
電子回路の復習
ダイオード回路やトランジスタ回路が解けるようになる.
2週 電子回路の復習2 オペアンプ回路が解けるようになる.
3週 集積回路の特徴 集積回路の特徴を理解できるようになる.
4週 カレントミラー回路 カレントミラー回路が理解できるようになる.
5週 相互コンダクタンス 相互コンダクタンスを用いてトランジスタ回路が計算できる.
6週 差動増幅器
 相互コンダクタンスを用いた解法
差動増幅回路を理解できるようになる.
7週 差動増幅器
 大入力時の動作解析
作動増幅回路に大入力が加わった時の動作が理解できるようになる.
8週 中間テスト
2ndQ
9週 PNP型差動増幅器
 動作解析
PNPトランジスタを用いた作動増幅回路が理解できるようになる.
10週 能動負荷 能動負荷の回路を理解できるようになる.
11週 PNP型差動増幅器
 カレントミーラー負荷
カレントミラー負荷の作動増幅回路を理解できるようになる.
12週 コンパレータ回路 コンパレータの内部回路を理解できるようになる.
13週 オペアンプ回路 オペアンプの内部回路を理解できるようになる.
14週 オペアンプの出力回路 オペアンプの出力回路を理解できるようになる.
15週 位相補償回路 位相補償回路について理解できるようになる.
16週 期末テスト

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子回路ダイオードの特徴を説明できる。3前1
バイポーラトランジスタの特徴と等価回路を説明できる。3前2
FETの特徴と等価回路を説明できる。3前2
利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。3前2
トランジスタ増幅器のバイアス供給方法を説明できる。3前2
演算増幅器の特性を説明できる。3前3,前4,前13
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。3前5,前6,前13
発振回路の特性、動作原理を説明できる。3前15
変調・復調回路の特性、動作原理を説明できる。3前15

評価割合

試験合計
総合評価割合200200
専門的能力100100
基本回路5050
応用回路5050