到達目標
1.法学に関する情報社会問題についての理解を深められること
2.憲法、および関連法律の論点を把握しうること
3.それぞれの法領域の問題について論理的に説明できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 情報社会の論点を論理的に十分説明できる | 情報社会の論点について相当な説明ができる | 情報社会についての基本的知識を説明できない |
評価項目2 | 情報社会と憲法問題を論理的に十分説明できる | 情報社会の憲法的問題について相当な説明ができる | 情報社会と憲法のかかわりを説明できない |
評価項目3 | 情報社会と民刑事法の論点を論理的に十分説明できる | 情報社会と民刑事法の論点について相当な説明ができる | 情報社会と民刑事法のかかわりを説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報社会における法の役割についての理解を深め、そのために必要な法知識、および法理論を習得して、健全な法的思考を育成し、社会人として適切な判断能力、および社会性、倫理観を養う。
授業の進め方・方法:
授業テーマに沿ってその法的論点について基本的な解説を行い、現代の情報社会が抱える様々な法的諸問題にアプローチして、問題点の発見、法理論の対応を考察していく。毎回、レジュメ、資料を配布する。
注意点:
自学自習時間のエビデンスを授業のテーマごとに沿って提出してもらう。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンスと情報法社会の諸問題 |
情報の用語史、現代情報社会の問題点を説明できる
|
2週 |
情報社会と表現の自由 |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
3週 |
表現権と名誉毀損、プライバシー侵害(1) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
4週 |
表現権と名誉毀損、プライバシー侵害(2) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
5週 |
特定電気通信役務提供者の責任 |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
6週 |
インターネットと検索エンジンシステム |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
7週 |
インターネットと検索エンジン問題の事例検討 |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
試験解説と総評、今後の課題 |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
10週 |
インターネットにおけるわいせつ問題(1) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
11週 |
インターネットにおけるわいせつの問題(2) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
12週 |
情報社会とGPS機器利用問題(1) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
13週 |
情報社会とGPS機器利用問題(2) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
14週 |
車の自動運転と交通事故(1) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
15週 |
車の自動運転と交通事故(2) |
法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
|
16週 |
期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |