科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 法学
科目番号 0021 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(建設環境工学コース)(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 河野 通弘

到達目標

1.法学に関する情報社会問題についての理解を深められること
2.憲法、および関連法律の論点を把握しうること
3.それぞれの法領域の問題について論理的に説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報社会の論点を論理的に十分説明できる情報社会の論点について相当な説明ができる情報社会についての基本的知識を説明できない
評価項目2情報社会と憲法問題を論理的に十分説明できる情報社会の憲法的問題について相当な説明ができる情報社会と憲法のかかわりを説明できない
評価項目3情報社会と民刑事法の論点を論理的に十分説明できる情報社会と民刑事法の論点について相当な説明ができる情報社会と民刑事法のかかわりを説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
情報社会における法の役割についての理解を深め、そのために必要な法知識、および法理論を習得して、健全な法的思考を育成し、社会人として適切な判断能力、および社会性、倫理観を養う。
授業の進め方・方法:
授業テーマに沿ってその法的論点について基本的な解説を行い、現代の情報社会が抱える様々な法的諸問題にアプローチして、問題点の発見、法理論の対応を考察していく。毎回、レジュメ、資料を配布する。
注意点:
自学自習時間のエビデンスを授業のテーマごとに沿って提出してもらう。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと情報法社会の諸問題 情報の用語史、現代情報社会の問題点を説明できる
2週 情報社会と表現の自由 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
3週 表現権と名誉毀損、プライバシー侵害(1) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
4週 表現権と名誉毀損、プライバシー侵害(2) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
5週 特定電気通信役務提供者の責任 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
6週 インターネットと検索エンジンシステム 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
7週 インターネットと検索エンジン問題の事例検討 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験解説と総評、今後の課題 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
10週 インターネットにおけるわいせつ問題(1) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
11週 インターネットにおけるわいせつの問題(2) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
12週 情報社会とGPS機器利用問題(1) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
13週 情報社会とGPS機器利用問題(2) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
14週 車の自動運転と交通事故(1) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
15週 車の自動運転と交通事故(2) 法制度の趣旨、論点整理、対応する法理論を説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力800000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000