環境倫理・マネージメント

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 環境倫理・マネージメント
科目番号 0414 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(建設環境工学コース)(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 P. Aarne Vesilind, Alastair S. Gunn, (社)日本技術士会環境部会 訳編,環境と科学技術者の倫理(丸善), 配布プリント
担当教員 多川 正

到達目標

地球環境・地域環境問題における技術者の責務について考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ライフサイクルアセスメントについて、シナリオを設定し、説明ができる。ライフサイクルアセスメントについて理解している。ライフサイクルアセスメントについて説明できない。
評価項目2人間行動が環境に与える影響、未来世代に与える影響について自分の考えが説明できる。環境倫理を説明できる。環境倫理を説明できない。
評価項目3事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表・議論することができ, 課題解決にむけての提案がとりまとめることができる。事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表・議論することができる。事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地球環境・地域環境問題における技術者の責務について考えることができる。
授業の進め方・方法:
授業内容の理解を深めるために,プリントを配布して教科書の内容を補足する。毎回課題を出し,事例研究では実際の事例もしくは仮想事例を用い,技術者として環境にどのように関わっていけばよいかについて,グループディスカッションを行い,自己の考えをプレゼンテーションする機会を設ける。積極的な授業,議論への参画を希望します。自学自習時間に相当する予習・復習・課題を毎回出題する。
注意点:
特になし

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、成績評価
2週 環境問題の特徴と倫理 環境問題において倫理が問われる理由を説明することができる。
3週 環境倫理の基本3原則 環境倫理の基本3原則について、考え方について制定された歴史をふまえ説明できる。
4週 事例にみる環境倫理の考え方(1) 事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表することができる。
5週 事例にみる環境倫理の考え方(2) 事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表することができる。
6週 事例にみる環境倫理の考え方(3) 事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表することができる。
7週 環境と科学技術者の倫理(1) 事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表することができる。
8週 環境と科学技術者の倫理(2) 事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表することができる。
2ndQ
9週 事例調査と議論(1)
事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表・議論することができる。
10週 事例調査と議論(2)
事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表・議論することができる。
11週 事例調査と議論(3)
事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表・議論することができる。
12週 事例調査と議論(4) 事例研究を通じて,グループディスカッションを進行させ,自分以外の考えを聴き,自分の考えをまとめ,発表・議論することができる。
13週 循環型社会、LCA LCAおよびISO14000の目的と考え方,および実施方法について説明することができる。
14週 廃棄物処理に関する環境倫理 高レベル放射性廃棄物の処分方法について, 内容を理解し, 課題について自分の意見を説明することができる。
15週 課題レポート作成 授業を通して学習した事例に関する課題について、解答説明できる。
16週 課題レポート解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。5
社会における技術者の役割と責任を説明できる。5
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。5
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。5
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。5
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。5
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。5
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。5
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。5
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境地球規模の環境問題を説明できる。5
環境と人の健康との関わりを説明できる。5
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。5
廃棄物の発生源と現状について、説明できる。5
リスクアセスメントを説明できる。5
ライフサイクルアセスメントを説明できる。5

評価割合

課題レポート発表, 議論相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30700000100
評価項目11010000020
評価項目21030000040
評価項目31030000040