概要:
コンクリート・鋼の橋梁について,材料・設計・施工・維持管理を一貫とした考え方に基づき,新設構造物および既設構造物を長期的に供用するための考え方を習得する。実際に,適切な材料の選定,耐久性を確保するための設計・施工方法を実践できる。維持管理に関わる調査点検・診断・評価を実践できる。
授業の進め方・方法:
本授業では,主として配布資料(パワーポイント資料)を使用・配布して,インフラメンテナンスについて学習する。また,香川高専が有する社会基盤メンテナンス教育センターの実習フィールドや試験体を活用し,変状の観察や調査・診断を実体験する。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 5 | 前4 |
鋼材の種類、形状を説明できる。 | 5 | 前4 |
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。 | 5 | 前4 |
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 5 | 前4 |
各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 5 | 前4 |
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 5 | 前4 |
骨材の種類、特徴について、説明できる。 | 5 | 前4 |
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。 | 5 | 前4 |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 5 | 前2,前4 |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 5 | 前2,前4 |
配合設計の手順を理解し、計算できる。 | 5 | 前4,前5 |
非破壊試験の基礎を説明できる。 | 5 | 前3 |
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。 | 5 | 前4 |
硬化コンクリートの力学的性質(圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮等)を説明できる。 | 5 | 前4,前5 |
耐久性に関する各種劣化要因(例、凍害、アルカリシリカ反応、中性化)を説明できる。 | 5 | 前2,前3,前4,前5 |
プレストレストコンクリートの特徴、分類について、説明できる。 | 5 | |
コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。 | 5 | 前1,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。 | 5 | 前2,前3 |
コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。 | 5 | |