物理科学特論

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 物理科学特論
科目番号 7004 科目区分 工学基礎 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員が作成した教材を使用
担当教員 清水 一紘

到達目標

自然科学と呼ばれる学問における基礎的知識や技術の習得を目指す.特に本講義では,現代物理学といわれる量子力学,相対論,そして宇宙論・宇宙物理学の基本的な内容を取り扱っていき,それぞれの学問がどのように様々な分野に応用されているかを理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1量子力学の基礎的な概念が理解でき,ミクロな世界の物理現象を十分に理解できる.量子力学の基礎的な概念が理解でき,ミクロな世界の物理現象を十分に理解できる.量子力学の基礎的な概念が理解できず,かつミクロな世界の物理現象を十分に理解できない.
評価項目2相対論の基礎的な概念が理解でき,ニュートン力学との違いを理解できる.相対論の基礎的な概念が理解でき,古典力学との違いを理解できる.相対論の基礎的な概念が理解できず,かつ古典力学との違いを理解できない.
評価項目3宇宙論・宇宙物理学の基礎的な概念が理解でき,宇宙の進化を説明できる.宇宙論・宇宙物理学の基礎的な概念が理解でき,宇宙の進化を説明できる.宇宙論・宇宙物理学の基礎的な概念が理解できず,かつ宇宙の進化を説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自然科学と呼ばれる学問における基礎的知識や技術の習得を目指す.特に本講義では,現代物理学といわれる量子力学,相対論,そして宇宙論・宇宙物理学の基本的な内容を取り扱っていく.
授業の進め方・方法:
授業は,下記に示す授業計画に従って実施する.
この科目は学修科目単位のため,事前・事後学習の成果として,レポート課題および発表を課す.
注意点:
受講する学生の人数・興味・関心・理解度によっては,下記の授業計画を変更する場合がある.
総授業時間数の3分の1を超えて欠課した場合,評価は0点とする.また,遅刻3回で1時限分とみなす.
再試験は実施しない.
オフィスアワーは授業開始時に連絡する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の目的・取り組む姿勢を理解する.D1:1-4
2週 量子力学入門I 量子力学に関する基本的な概念が理解できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
3週 量子力学入門III 量子力学に関する基本的な概念が理解できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
4週 量子力学入門III 量子力学に関する基本的な概念が理解できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
5週 相対論入門I 相対論に関する基本的な概念が理解できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
6週 相対論入門II 相対論に関する基本的な概念が理解できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
7週 相対論入門III 相対論に関する基本的な概念が理解できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
8週 宇宙論・宇宙物理学入門I 宇宙論・宇宙物理学に関する基本的な概念が理解でき,宇宙の進化について説明できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
4thQ
9週 宇宙論・宇宙物理学入門II 宇宙論・宇宙物理学に関する基本的な概念が理解でき,宇宙の進化について説明できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
10週 宇宙論・宇宙物理学入門III 宇宙論・宇宙物理学に関する基本的な概念が理解でき,宇宙の進化について説明できる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
11週 学生による自然科学に関する発表の準備 自然科学に関する最新のトピックスを適切な資料を用いて説明し,明確な質疑応答ができる.C1:1-3, C2:1-2, C3:1-4, C4:1-8, D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
12週 学生による自然科学に関する発表 自然科学に関する最新のトピックスを適切な資料を用いて説明し,明確な質疑応答ができる.C1:1-3, C2:1-2, C3:1-4, C4:1-8, D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
13週 学生による自然科学に関する発表 自然科学に関する最新のトピックスを適切な資料を用いて説明し,明確な質疑応答ができる.C1:1-3, C2:1-2, C3:1-4, C4:1-8, D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
14週 学生による自然科学に関する発表 自然科学に関する最新のトピックスを適切な資料を用いて説明し,明確な質疑応答ができる.C1:1-3, C2:1-2, C3:1-4, C4:1-8, D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
15週 期末試験 現代物理学と現代社会との関係を理解し,それに関する基礎的問題を解くことができる.D1:1-4, D2:1-4, D3:1-4, D4:1, D5:1-3
16週 答案返却・解説 現代物理学と現代社会との関係を理解し,それに関する基礎的問題を解くことができる.D1:1-4

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート課題合計
総合評価割合403000030100
基礎的能力403000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000