知的財産権

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 知的財産権
科目番号 7006 科目区分 工学基礎 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 産業財産権標準テキスト 特許編(工業所有権情報研修館 工業所有権情報・研修館)
担当教員 三崎 幸典

到達目標

1、知的財産権ついて技術者として必要な事項を理解できている。
2、特許について技術者として必要な事項を理解できている。
3、特許検索が自由にでき、内容(概要)を把握できる。
4、自分で新しいアイディアを考え特許検索できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1知的財産権・特許ついて技術者として必要な事項をより詳細に理解できている。知的財産権・特許ついて技術者として必要な事項を理解できている。知的財産権・特許ついて技術者として必要な事項を理解していない。
評価項目2特許検索が自由にできその概要を把握できる。特許検索が自由にできる。特許検索ができない。
評価項目3自分で新しいアイディアを考え特許検索でき、アイディアを改良・新規アイディアを創出できる。自分で新しいアイディアを考え特許検索できる。自分で新しいアイディアを考え特許検索できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
発明は研究開発の成果であり,技術者にとって特許は論文と同様にかけがえのない財産といえる。技術開発競争が益々激しくなる現在において,特許の重要性は益々高まっている。本講義では知的財産権に関する基礎を勉強し、これからの特別研究や就職・進学後の研究に役立つ特許検索に精通することを目標に 身近な問題から例題を挙げその例題について特許として成立するか? 、特許として成立しない場合でもより良い改良法はないか?新しいアイディアの創出など実際の研究でも行われる考え方を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
最初特許検索について詳細に説明し事例を示し特許検索の方法を収得する。次に特許につい進め方 て説明しいろいろなアイディアを教員又は受講学生が出し先行特許はないか?先行特許を侵害しないような方法はないか?それが特許として認められるか?などを勉強する。テーマを与えそれに対して特許検索し自分の意見や先行特許に抵触しないようなアイディアをレポートとしてまとめる。
注意点:
産業財産権標準テキスト 特許編(工業所有権情報研修館 工業所有権情報・研修館)
貸し出すことも可能ですが安価なものなので購入して下さい。
オフィスアワーは月曜日15時15分~16時、金曜日15時15分~16時とします。但しそれ以外も受け付けます。必ずmisaki(at)es.kagawa-nct.ac.jp(atは@に変更)にメールして日程調整して下さい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 知的財産権と特許 Ⅰ
 知的財産権とは
知的財産権について簡単に説明できる D1:1,2
2週 知的財産権と特許 Ⅱ
 知的財産保護の特色など
知的財産権について簡単に説明できる D1:1,2
3週 特許検索の方法 Ⅰ 特許検索の方法を説明できる D1:1,2
4週 特許検索の方法 Ⅱ 特許検索の方法を説明できる D1:1,2
5週 特許検索の実習 Ⅰ
 実際の実例による検索
特許検索ができるD1:1,2
6週 特許検索の実習 Ⅱ
 実際の実例による検索
特許検索ができるD1:1,2
7週 特許検索のレポート作成 特許検索ができるD1:1,2
8週 特許に関する基礎知識 Ⅰ
 実際の実例より
事例を示せばそれに関する特許検索ができる D1:1,2
2ndQ
9週 特許に関する基礎知識 Ⅰ
 実際の実例より
事例を示せばそれに関する特許検索ができる D1:1,2
10週 事例を示した特許検索実習 Ⅰ
 教員の出願に関する特許検索
事例を示せばそれに関する特許検索ができる D1:1,2
11週 事例を示した特許検索実習 Ⅱ
 教員の出願に関する特許検索
事例を示せばそれに関する特許検索ができる D1:1,2
12週 事例を示した特許検索実習 Ⅲ
 教員の出願に関する特許検索
事例を示せばそれに関する特許検索ができる D1:1,2
13週 自分で考えたアイディアの特許検索 Ⅰ 自分で考えたアイディアに対する特許検索ができるD1:1,2
14週 自分で考えたアイディアの特許検索 Ⅱ 自分で考えたアイディアに対する特許検索ができるD1:1,2
15週 自分で考えたアイディアを特許検索によりさらに進化させることができる。 自分で考えたアイディアをさらに進化できるD1:1,2
16週 まとめ(レポートチェック等)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000