グラフ理論

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 グラフ理論
科目番号 7013 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 恵羅博,土屋守正著 「グラフ理論」 産業図書
担当教員 粂川 一也

到達目標

1.グラフ理論の基本用語を理解することができる。
2.グラフ上で動作する基本的なアルゴリズムを理解することができる。
3.グラフ理論を実際の問題に適用し,問題解決を図ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1グラフ理論のさまざまな用語を理解することができる。グラフ理論の基本用語を理解することができる。グラフ理論の基本用語を理解することができない。
評価項目2グラフ上で動作するさまざまなアルゴリズムを理解することができる。グラフ上で動作する基本的なアルゴリズムを理解することができる。グラフ上で動作する基本的なアルゴリズムを理解することができない。
評価項目3グラフ理論をさまざまな実際の問題に適用し,問題解決を図ることができる。グラフ理論を実際の問題に適用し,問題解決を図ることができる。グラフ理論を実際の問題に適用し,問題解決を図ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.グラフ理論の基本用語を理解することができる。
2.グラフ上で動作する基本的なアルゴリズムを理解することができる。
3.グラフ理論を実際の問題に適用し,問題解決を図ることができる。
授業の進め方・方法:
1.グラフ理論の基礎概念・考え方をなるべく具体的な例により,講義する。
2.Python によるグラフ理論のプログラミング演習を行う。
3.確実な理解のためにレポートを課す。
注意点:
定期試験80%,レポート20%の比率で評価する。
定期試験の成績が60点に満たない者には追試験を実施するが,出席不良(1/3以上欠席)の者は追試験を実施しない。
オフィスアワー:毎月曜日放課後~17:00

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 グラフの定義と様々なグラフの例1 グラフの概念および基本用語を理解する。D2:1
2週 グラフの定義と様々なグラフの例2 グラフの概念および基本用語を理解する。D2:1
3週 道と最短経路問題1 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
4週 道と最短経路問題2 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
5週 次数の隣接行列 グラフの実現法を理解する。D2:2
6週 オイラーグラフ 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
7週 中国人郵便配達人問題 グラフを実際の問題に適用し,問題解決を図る。D2:4
8週 ハミルトングラフ 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
2ndQ
9週 巡回セールスマン問題 グラフを実際の問題に適用し,問題解決を図る。D2:4
10週 木の基本的な性質 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
11週 最小全域木 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
12週 グラフの向き付けと探索に関する木 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。D2:3
13週 プリフィックスコードと根付き木1 グラフを実際の問題に適用し,問題解決を図る。D2:4
14週 プリフィックスコードと根付き木2 グラフを実際の問題に適用し,問題解決を図る。D2:4
15週 期末試験
16週 答案返却と解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000