マルチメディア工学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 マルチメディア工学
科目番号 7033 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 CG-ARTS協会「実践マルチメディア コミュニケーション能力に差をつける」 西原 清一 監修
担当教員 金澤 啓三

到達目標

1. 各種メディアデータの表現形式を理解する。
2. マルチメディアが社会に与える影響を考えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種メディアデータの表現形式を理解し活用できる。各種メディアデータの表現形式を理解できる。各種メディアデータの表現形式を理解できない。
評価項目2マルチメディアが社会に与える影響を理解し,メディアを活用できる。マルチメディアが社会に与える影響を考えることができる。マルチメディアが社会に与える影響を考えることができない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
マルチメディア技術は,音声,静止画,動画像,コンピュータグラフィックス,など多様な媒体をデジタル技術で融合することにより,複合的な情報の伝達を可能にさせる。本講義では,マルチメディア素材として,テキスト,音声,画像,コンピュータグラフィックスを取り上げ,各種データの表現形式を理解し,これらマルチメディアデータを活用したマルチメディアシステムを構築するための基礎力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
各学習項目ごとに,音声・画像・コンピュータグラフィックスなどのマルチメディアデータを処理するために必要な知識を講義し,それらのデータを処理するために必要な機能を解説しながら進める。また,適宜課題を課し,レポートとして評価に加える。
注意点:
定期試験を80%,レポートを20%の比率で評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
マルチメディアとは
マルチメディア技術の歴史と変遷を理解する
2週 メディア処理ソフトウェア マルチメディア技術の歴史と変遷を理解する
3週 メディアデータの表現と符号化 テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
4週 メディアデータの表現と符号化
圧縮符号化の原理と要素技術
テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
5週 メディアデータの表現と符号化
テキストデータの符号化
テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
6週 メディアデータの表現と符号化
音のディジタル化
テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
7週 メディアデータの表現と符号化
音の圧縮符号化
テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
8週 メディアデータの表現と符号化
画像のディジタル化と圧縮符号化
テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
2ndQ
9週 メディアデータの表現と符号化
画像のディジタル化と圧縮符号化
テキスト,音声,画像データなどのマルチメディアデータの表現方法と符号化アルゴリズムを理解する
10週 コンピュータグラフィックス
3次元データの表現と座標系
コンピュータグラフィックスの表現方法を理解する
11週 コンピュータグラフィックス
投影法と座標変換
コンピュータグラフィックスの表現方法を理解する
12週 コンピュータグラフィックス
光学的モデルとシェーディング
コンピュータグラフィックスの表現方法を理解する
13週 コンピュータグラフィックス
マッピング技法
コンピュータグラフィックスの表現方法を理解する
14週 情報メディアの活用
マルチメディア社会
情報化社会においてマルチメディアがどのように影響を与えているかを知る
15週 情報メディアの活用
情報セキュリティ
情報化社会においてマルチメディアがどのように影響を与えているかを知る
16週 答案返却,授業評価アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合800100100100
基礎的能力2001000030
専門的能力6000010070
分野横断的能力0000000