到達目標
第 1級陸上無線技術士国家試験の試験科目のうち,無線工学の基礎科目に合格できる力をつけることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
「電気磁気学」に関する問題の理解 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「電気磁気学」に関する頻出問題を充分に理解し解答できる。 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「電気磁気学」に関する頻出問題を概ね理解し解答できる。 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「電気磁気学」に関する頻出問題理解が不足し、解答できない。 |
「半導体及び電子管」に関する問題の理解 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「半導体及び電子管」に関する頻出問題を充分に理解し解答できる。 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「半導体及び電子管」に関する頻出問題を概ね理解し解答できる。 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「半導体及び電子管」に関する頻出問題の理解が不足し解答できない。 |
「電気磁気測定」に関する問題の理解 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「電子回路の基礎」および「電気磁気測定」に関する頻出問題を充分に理解し解答できる。 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「電子回路の基礎」および「電気磁気測定」に関する頻出問題を概ね理解し解答できる。 | 第1級陸上無線技術士国家試験「工学の基礎」科目で「電子回路の基礎」および「電気磁気測定」に関する頻出問題の理解が不足し、解答できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第1級陸上無線技術士国家試験の「工学の基礎」科目に出題される「電気磁気学」,「半導体及び電子管並びに電子回路の基礎」および「電気磁気測定」に関して学習する。
電磁界に関する法則、性質、実用解析法について演習形式で学ぶ。
授業の進め方・方法:
学習項目ごとにポイントを講義した後,国家試験の既出問題を解かせて解説する。過去問の自己採点と添削を演習レポートとして課す。毎時間、学習内容を提出する。
この科目は学修単位のため,授業外学習として,授業内容についてのレポート課題を課します。
注意点:
本科目は一陸技「無線工学の基礎」に合格することを目的に開講している科目です。
オフィスアワー:月曜日放課後-17:00
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
電気磁気学 (1) 電磁波の特性 |
電気磁気学の専門用語や現象・仕組みを知っており,基本的な問題が解ける。 D2:2
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2週 |
(2) アンテナ理論 |
同上
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3週 |
(3) 電界強度 |
同上
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4週 |
(4) 磁界の強さ |
同上
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5週 |
(5) アンテナ測定 |
同上
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6週 |
半導体及び電子管並びに電子回路の基礎 (1) トランジスタ |
半導体及び電子管並びに電子回路の基礎に関する専門用語や現象・仕組みを知っており,基本的な問題が解ける。 D2:2
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7週 |
(2) オペアンプ |
同上
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8週 |
(3) エミッタ接地増幅回路 |
同上
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2ndQ |
9週 |
(4) 波形整形回路 |
同上
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10週 |
(5) 負帰還増幅回路 |
同上
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11週 |
電気磁気測定 (1) オシロスコープ |
電気磁気測定の専門用語や現象・仕組みを知っており,基本的な問題が解ける。 D2:2
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12週 |
(2) 電圧計,電流計 |
同上
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13週 |
(3) 電力測定 |
同上
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14週 |
(4) ケルビンダブルブリッジ |
同上
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15週 |
(5) 各種測定器の特徴 |
同上
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16週 |
期末試験 |
同上
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 報告書 | 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 25 | 50 |
専門的能力 | 25 | 25 | 50 |